ヒモ付きの財布
疲れが溜まっては解放されていく。
悟りを開いたように静謐。
「ブラック・クランズマン」を鑑賞。スパイク・リー監督の2018年作品。4、5年前がかなり最近に感じる。
コロラド州で初の黒人警官として採用されたロン。白人至上主義団体KKKへユダヤ人警官のフリップと2人一役で潜入捜査を開始する。
92年の「マルコムX」で主演したデンゼル・ワシントンの息子、ジョン・デヴィッド・ワシントンが今作の主人公ロン役。「テネット」の人だ。スパイク・リー監督作品にも2世が登場するほど時間が経ったが、テーマとして扱っている問題は未だ解決せずに新たな悲劇が生まれている。相棒のフリップ役はスターウォーズシリーズ、「パターソン」も素晴らしかったアダム・ドライバー。長身で手足が長いイケメン。
前回紹介した「グリーン・ブック」では「白人が黒人を助ける映画」「白人が気持ち良くなるための映画だ」「相変わらずのハリウッド」などなど、かなり厳しい意見があったそう。スパイクリ・リー監督も「グリーン・ブック」のアカデミー作品賞受賞を受け、「誰かが誰かを運転するたび、僕は負けるんだ」とこぼした記事がいくらも見つかる。詳しくはリンクの記事を参照していただきたい。「ブラック・クランズマン」では脚色賞を受賞している。
個人的にはどちらも好きな映画になったけど今回は「グリーン・ブック」に軍配を上げたい。
なんでも人が一生懸命作ったものに賞をあげたり、勝ち負けみたいにして比較するのは大変やろな。その日の体調や環境や生理的な要素が重なりすぎるから明日には変わる可能性が高い。疲れにまみれてサボり倒した掃除洗濯を終わらせる。とりあえず買い物行かな。今日も最高の1日でした。明日はもっと最高の1日になるで!