-kemurikikaku-

ママチャリに乗った小っちゃいオッサンの日記

悩まずいけよ

 

セーターに毛玉取りをかける。

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豊かな生活が続く。

 

クエンティン・タランティーノ監督2007年の作品「デス・プルーフ in グラインドハウス」を見た。タイトルの「グラインドハウス」とはB級扱いを受けた映画を2本立て、3本立てで上映していた映画館のことで、監督の記憶にある褪色したフィルム、ノイズが入った画面など雰囲気も再現されている。

テキサスの人気ラジオDJ、ジャングル・ジュリアは友達と行きつけのバーに遊びに行って楽しく騒いでいた。そこへドクロマークの奇妙な車に乗ったスタントマン・マイクが話しかけてくる。ジャングル・ジュリアの友達を家に送ることになったマイクが恐ろしい本性を現す。

上映中、女の子たちの矢継ぎ早な会話がとにかく長く1時間近くただ喋っていた。その間は何も起こらないので海外ドラマの会話劇を見てる気分で気楽。頃合いを見計らって狂気の男スタントマン・マイクが一気に場をかき乱すスラッシャームービーに変貌。ゾッとするが深刻に見ることはない。クライマックスのカーチェイスの迫力に息を呑み、思わず気の抜けるラストシーンに脱帽。「THE END」の文字が出ると各地の映画館で歓声と拍手が起こったというのもなんだか頷ける。具体的な例が浮かばないけどこういうギャグ漫画好きだ。2019年の「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」もブラッド・ピットがスタントマンとして出ていたが気になる職業なんだろう。今はほぼCGに取って代わられたスタント職人芸が蘇る。

 

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スタントマン・マイクを演じるカート・ラッセルジョン・カーペンター監督の「ニューヨーク1997」でスネーク・プリスキンを演じた俳優。ゲームファンの間ではメタルギアソリッドシリーズの主人公スネークのモデルとしても有名。プリスキンという名前もシリーズの中で使われている。

 

そろそろダイエットを開始しないと泣きを見そうだ。食い過ぎで腹の張り方が異常。映画に登場する強気な女の子たちのオキャンな会話は何を参考に台本を作るんだろう。なんだかわからないけど聞いてられる無駄話に感心した。今日も最高の1日でした。明日はもっと最高の1日になるで!