飛び出した魚
冬の雨で育つ作物もある。
ソックスを履いて足を温める。
1987年アッバス・キアロスタミ監督作品「友だちのうちはどこ?」を見た。
舞台はイランの小学校。友達ネマツァデのノートを間違えて持って帰ってしまったアハマッド。ネマツァデはこれまでノートを3回忘れていて、厳しい先生から「次ノートを忘れたら退学だ」と言われた直後だった。隣でそれを見ていたアハマッドはネマツァデの家を探して走り出す。
1文字も読めないペルシア文字が新鮮。キアロスタミ監督を世界に知らしめた記念碑的作品と言われている。心優しい少年アハマッドがとにかく行ったり来たりするお話。「はじめてのおつかい」で子供が見せるドキュメンタリーの表情に惹きこまれる。その他の登場人物も非常に演技が自然なワケは役者が素人で構成されていることが要因らしい。ぎこちなさや過剰な感じが一切なく気づけばイランの日常風景として見ている。歩きにくそうな急斜面の地形をアハマッドがたまによろけながら走り回る姿を応援していた。
「友だちのうちはどこ?」のロケ地が1990年地震に見舞われ、被災した地でアハマッド兄弟を探すドキュメンタリー「そして人生はつづく」他、プライムビデオにはキアロスタミ監督作品がたくさん。
錦鯉のラジオを聴き始めた。まさのりさんの純粋さに唸り、隆さんのさりげない優しさにハッとする。M-1優勝前から聞いてた人は感慨もひとしおだったろう。GERAのおかげでホッとひと息つかせてもらってる。今日も最高の1日でした。明日はもっと最高の1日になるで!