Freedom for all
自転車で走る手がぬくい。
夜の寒さが縮小していく。
ジョン・ヒューズ監督1985年作品「ブレックファスト・クラブ」を見た。
タイプの違う5人の男女生徒が土曜日に補修で呼び出される。それぞれに補修に駆り出される理由があるようだが、誰も話したがらない。スポーツ馬鹿、真面目、お姫様、不思議ちゃん、チンピラ。個性の違う5人が図書館に閉じ込められて「自分とは何か？」をテーマにした作文を書かされる。
やっと見れた系。はるか昔RHYMESTERの曲のタイトルで知り、メンバーの宇多丸さんがラジオでお気に入りに上げているのを聞いていたのが鑑賞のきっかけ。聞き分けのない高校生を眺め慣れてないこともあって、最初こそ大丈夫かと思ったが結果楽しかった。ジョン・ヒューズ監督は「ホーム・アローン」の脚本で世界的な有名作家になる前、本作を含むティーンに向けた作品を数多く手掛けており、マコーレー・カルキンほか、沢山の若手俳優を世に送り出した人。おっさん向けの映画でないのは明らかで、こちらも前のめりで見ないと退屈になってしまう感じはあった。最後のイチャイチャパートはあまりにも謎の胸糞展開だ。とはいえデカい綺麗な学校や、親御さんの格好いい車など、バブル期らしい映画として好き。吹き替えで見たほうが良さが伝わってきそうだと思った。
寿司下駄にお弁当箱を置いて、瓶に入った卓上醤油と小皿を持ち込み「ご飯と生魚と海苔」を昼食に食べるシーンがある。間違った日本が流行りっぽく積極的に取り入れられてるシーンはバブルポイントが高くて好き。
冒頭挑発的なチンピラ生徒が鼻歌でCreamの「sunshine of your love」のギターリフを歌うシーンがあるが、この曲はRHYMESTERの4thアルバム「ウワサの真相」に収録されたタイトル曲「ウワサの真相」のサンプリングネタ。また前述の「ブレックファスト・クラブ」も「ウワサの真相」に収録されている。
BOOKOFFで「かもめ食堂」の古本に遭遇。軽く立ち読み、サチエは38歳になったばかりで、ヘルシンキに行くまでに宝くじが当たりと、色々あったことが判明。探してた絵本やDVDも発見。出て来てよかった。今日も最高の1日でした。明日はもっと最高の1日になるで！
- provided courtesy of iTunes
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