-kemurikikaku-

ママチャリに乗った小っちゃいオッサンの日記

turn off your TV&think for Your self

 

タイムラインがウィル・スミスだらけ。

何か言ってみたいけど首に謎の違和感がありそっちが気になる。

 

1992年深作欣二監督作品「いつかギラギラする日」を見た。

過去に巨額の強盗を成功させた3人組。ほとぼりが覚めた頃、北海道に住む仲間から新しい仕事を持ちかけられるが、情報提供者の若者角町を仲間に入れて4人で犯行に及ぶことになる。

とりあえず車壊し過ぎ!カーチェイスしまくりエキストラも使いまくりで、めちゃくちゃ予算潤沢なバブル映画かと思いきや、深作監督が粘って4億8千万円の予算を作るも、結果11億円かかった上に興行成績も振るわず、制作会社を1つ倒産させたという。もはや伝説だ。

振るわなかったらしい映画はかなり楽しめた。タイトル通りギラッギラで、やっさんこと横山やすしさんの長男、木村一八さんと萩原健一さんがこれでもかとドンパチしまくる。ただそれだけの映画といえばそうなんだけど、キャストが豪華で演者を見てるだけで楽しい映画だった。ショーケン原田芳雄も千葉ちゃんも力也も鬼籍に入ったなんて信じられないような若くイキイキとした演技に目を奪われる。樹木希林さんは「ウシジマくん」に出てきそうなド軽薄なオバチャンを演じていて静かな狂気にやられた。映像作品に残る昭和のスター達が大暴れする平成初期の大作。八名信夫さんのコミカルな演技の愛らしさ、石橋蓮司さんの渋い演技など、どれも好きだったが荻野目慶子さん演じる麻衣の不愉快極まりないキチガイ加減にイライラが爆発しそうだった。コイツだけはと来るべくカタルシスを見守っていたが、やたらあっさりした結末に違和感。Wikipediaによると深作欣二さんと不倫関係にあったらしく勝手に納得。

 

youtu.be

劇中JACKS'N'JOKERという実在するハードロック、メタルバンドが登場するのだが、ベースが恩田快人さんだった。エキストラとして出演していたらしいYUKIさんとこの映画で出会い、1年後にJUDY AND MARYを結成したというトリビアをゲット。

 

地域紙の譲ります・譲ってくださいコーナーに子猫2匹を飼ってくれる人を募集しており、話だけでも聞いてみようと、電話をかけようか迷って、やめた。やめとき。今日も最高の1日でした。明日はもっと最高の1日になるで!