It’s easy to be nice
ネットまで大理石で出来ている彫刻。
長い目で物事に取り組む人になりたい。
1998年ブレッド・ラトナー監督作品「ラッシュ・アワー」を鑑賞。
香港警察のリー警部、ロサンゼルス市警カーター刑事が事件を解決するアクションコメディ。誘拐されたハン領事の娘を追って香港からやってきたリー警部。しかしFBIは合同捜査に乗り気ではない。「局員にはやらせられないくだらない任務」として、リー警部の監視を押し付けられたロス市警のカーター刑事。お互い納得いかずいがみあいながら、独自に事件捜査を開始する。
War...huh...yeah
What is it good for?
Absolutely nothing
戦争が何になる? 何の意味もない!
エドゥイン・スターの反戦歌「WAR」で踊る有名なシーンが最高だ。
Wikipedia曰く「ナインティナインがコメディ部分の日本語字幕を監修」したそう。Netflixの字幕がそれかは分からなかった。面白くて格好いいジャッキーの圧倒的ヒーロームーブにうっとり。FBIの護衛を簡単に制圧し、銃を分解したあと壁を蹴上がるまでの素晴らしさ。楽しさ。高揚感。そういえば見事なパルクールを初めて見せてくれたのはジャッキーだった。常人ならざるスーパーアクションの数々を一般人みたいな顔で(殴られた時のおなじみの表情も!)魅せてくれる。椅子や机を使ったおなじみの細かいアクションはもちろん、高所での危険すぎるスタント無しアクションやら盛りだくさん。凸凹コンビの相棒は俳優でコメディアンのクリス・タッカー。お調子者キャラと高い声がクセになる最高のバディとロサンゼルスを踊って暴れる言わずと知れた快作。スクリーンのスマートで若々しいクリス・タッカーも現在50歳とのことだが、関係ないけど先日ウィル・スミスに殴られたクリス・ロックは57歳。あの日の映像だと30代に見えた。
こういうカラッとした作品もたまには接種しないと気持ちがしっとりしちゃうことが分かった。シリアスなアクションとユーモアの波が心地よく「もっとくれ!」と映画に吸い込まれていく。しけた顔で人間ドラマばかり見てるのもいいけど、エンターテイメントにギャハハと笑う痛快さも楽しんでいこう。
NGシーンもあります。
2は見たことないから見てみようと思ったら3もあるとは。劇中「香港返還」という単語にひさしぶりに出会った。97年に初めてasicsのポンプフューリーを見て、変な靴があるもんだと"香港返還モデル"を眺めていた。エアマックスが狩られるくらい人気だった頃、1997足限定というプレミア価値が雑誌に取り上げられていた。いいなぁ97、8年。あの頃の都会を歩きたいって何度も言ってる思ってる。今日も最高の1日でした。明日はもっと最高の1日になるで!