愛してるBro
「お正月に」と買った餅など当たり前に食てまうわい。
お餅大好き。
2022年上半期は映画、下半期は音楽のサブスクを堪能した1年となった。ずっと聴きたかったアルバムを毎日掘り起こしては雑に聴きあさり、見たかった映画をリストに入れるだけ入れてほくそ笑む日々は幸せ。世界的なコレクターになった気分でサッと検索、即再生。追いきれなかった電子音楽で家中をくるくる踊り腹がへったらYouTubeで検索。イタリア人シェフが教える現地の賄い料理を大阪の団地でサラッと再現。アンチョビやトマト缶の奥深さ。どこぞの割烹で説教されずに紐解かれる出汁の活用法をスクロールバーでスクラッチ。人生の重みを感じさせる禿頭に何度も同じことを説明させては巻き戻し、一時停止して早送り。ちょっとだけ早く喋らせたりする。映画誌で「伝説の」と書かれて、かつてカルト的人気を誇った映画もアマプラにあったりする。マニア向けは狙い撃ちの商売なので大抵高価になるが、周知の通りニッチな需要に対する価格高騰もエンターテイメント化されている。安いに越したことはないはずだが高いというだけで特別な、貧乏くさい引力に支配されがちだ。それなのに中には「面白い!」と思わないとやってられないような"誰かにとって"伝説だった作品も多く存在する。本来なら歯噛みして「良いもんなんだ」と納得させるように消化するものを、とりあえず再生してつまんなかったら速攻消したり。ノスタルジーに肩入れすると、そういう良いハズレを引くこともなくなった。どこかで思い描いていたはずの夢の生活が送れてる幸せ。そのはずなんだけど。つまらないものを見聞きする必要がなくなって、好きなことだけをドンドン補充する世界の最先端が今日。おまけに物を持つ必要まで無くなった。夢の生活が送れてるはずなんだ。2022年「頭では理解できるけど、実行に移せない」ことは良くないとされつつある。そういう場合もあるだろうな。消費者が君臨する一方通行の世界にも見えるが10年経ったらどうなってるのか。テレビのチャンネル争いを無くす方向に分岐した日からこっち、帰れない日々にワクワクすることにした。
今年見た全ての動画の中で1番好きだったやつ。
早くこれになりたい pic.twitter.com/vzEGzGr9Rz
— 本日のごはん (@taraohamada3sai) 2022年10月12日
このツイートがきっかけでよく聞いたシリーズ。
家の中で一人でできる終わらない旅。すぐに帰れる脳内旅行。
心地よい眠気にありったけの心地よさ。踊らないアホ代表、足踏みしながら馳せ参じましたー。肩を揺らしていつの間にか寝てしまう幸せとジョージ・ベンソン。こめかみあたりに吹き出物。中学3年生の自分と変わらないなんて。絆創膏を貼って蓋をした。さよならまた来週。今日も最高の1日でした。明日はもっと最高の1日になるで!