ブリザガ
ニュースサイトで面白い画像を見つけた。
朝、子供がイタズラで、リカちゃん人形をコップの中に逆さに入れて凍らせていたらしい。
見つけた母親は帰ってきたら説教せねば・・とワナワナしているというtwitterからの引用記事だった。
これを見て、やった事ないから、子育てって難しそうだなぁと思う。
職場なんかで若い子にモノを教える立場にならないといけない時、状況によっては怒ることが必要な時がある。
どのくらいまで怒るべきなのか、自分の仕事みたいな単純なことでもたまに「これは怒るほどでもないか・・?」と、怒り悩むことがある。
子供のしつけなんかの為に怒るのも、もしかすると、「これは怒るべきなのか・・?」があるような気もする。
「常識」を最優先させたとしても、人によって差が出る話だろう。
twitterに上がっていたという上の画像は、リカちゃん人形を逆さにコップに突っ込んで、氷漬けにしたというもの。(関係ないけど、氷漬けってこんな字なのか?)
帰宅後説教を受ける予定だった子供は、twitterがバズりまくった結果、お咎めなしとなったそうだけど、親御さんはまず彼を怒ることに決めている。それも見つけた瞬間は「激怒した」とあった。
もし僕がこの子の親だった場合、リカちゃんを見つけたら爆笑するだろう。
なんでまた頭部のみ、氷漬けにするようなイカれた処刑方法に至ったのか、理由が聞きたくて聞きたくて、早く帰って来ないかソワソワするだろうし、仮にtwitterにこの事を書くとしたら非常にポジティブな感じになっていたと予想する。
仮に奥さんが「馬鹿野郎、こんなもん説教じゃ!」と怒鳴っても、「『やってみたかった』じゃ駄目か?」と食い下がったと思う。
息子がやったみたいなので、おそらく持ち主の娘も、親の反応次第では傷付かない、と、思うんだよと。男親は息子の肩を持ちたくなるものなか。知らんけど。
言うまでもでもなく、日頃からイタズラが盛んになる年頃の子供にはいちいち怒るし、怒られることになるので、状況を精査した怒り方にはならないだろう。なにより忙しい朝、親御さんにそんな暇はない。いざその時になったら虫の居所如何でブチギレて、逆に奥さんが止めに入るやもしれない。
子供の頃に「やってみたくて」やったことで、何度も引っ叩かれた思い出もある。
瞬間的にムカついてたとしても、それを今でも恨んでるなんてことは無いし、教育として正しかった、良かったとすら思うんだけど、氷漬けのリカちゃん、やっぱり説教される対象なんだろうな。
- アーティスト: フラワーカンパニーズ
- 出版社/メーカー: Sony Music Associated Records Inc.
- 発売日: 2013/10/23
- メディア: MP3 ダウンロード
- この商品を含むブログを見る
- アーティスト: フラワーカンパニーズ
- 出版社/メーカー: Sony Music Associated Records Inc.
- 発売日: 2014/04/01
- メディア: MP3 ダウンロード
- この商品を含むブログを見る
世迷言と個人の考えらしきの狭間に
面倒くさいメンタリティーで猛威を振るうミュージシャンを眺めつつ、肩がダルい朝。元気に優しく行きたいのぉ。
実際に会って事情を知ってしまうと「そっか・・」となってしまうんだ。きっと。
ブログを昔採用していた気楽なhtmlタグ打ちに戻したい所存。
何年かかるかわからんけどその内やろ。
決まっていた9月のライブも終わって一息。
録音と作詩、余裕を持った作曲を繰り返して行こか。
9月3日は阿倍野・流流(るる)で即興演奏家さん2組とライブ。
2組共、時間感覚がおかしくなったかと思うようなあっという間の40分だった。
ルイ・リロイさん、ジェリーゴードンさん、風間晴賀さんのトリオ。
不思議な音が部屋を飛び交う。
サックスはこんな音が出るのかと思ったり、ハングドラムと思っていた楽器は「ガンクドラム」という小型化した物だったり、知る事も多し。
バイオリンの即興演奏宮嶋哉行さんの演奏中、あまりの素晴らしさに録音。
終わりでお話しさせて頂き、録音物を音源に使用する事を快諾して下さった。
ジェリー・ゴードン氏はじめ、来賓してくださった諸外国のお客さんに「Word、rhythm、rhymeが素晴らしかった」と褒めてもらい、泣けてくる。
風間さんから共演しようと言われ、約束した。ありがたい。
翌週、火曜。
懸念していたお客さんの数は、蓋を開けると沢山の優しい人たちが見にきてくださったのだった。
ウェザースプーン、赤犬のドラマー谷本さんとのセッションも好評で泣く。
様々な苛立ちと折り合いをつけ、どつき合い、ここに生まれた音楽がありがたく、愛おしい。
「だがまだいける。少なくともまだある」の精神をboss the MC氏の声に溶かして実験は続く。
そして「先は長い、深い 言葉にならないくらい」でありましょう。
twitterをなるべく見ないようにしたいと、いつからか常に思い、実行し、一度見ると最終更新分までザーッと見てしまう。
twitterには「自分は大丈夫か?」といろんな角度から思わされることが沢山書いてある。
体のどこかに悪い。
頑張りすぎちゃう人は「まだ大丈夫」と言う、思う傾向があるらしい。
そして「まだ大丈夫」が口から頻発され始めると、その人の危険信号が黄色か、最悪赤色に灯っていると聞いたことがあるし、twitterにもこの説はたまに流れている。
自分は「なるべく頑張らない」主義なので、今の所この説とは無縁で生きてきたのだけど、twitterを覗いている時、「自分は大丈夫か?」と思う時、それが何かの危険信号だったとしたら嫌だなと思うんやな。
誰かの何かは自分に関係ない筈なのに、自意識過剰なのか、そう思っている時があるんやな。
- アーティスト: THA BLUE HERB
- 出版社/メーカー: THA BLUE HERB RECORDINGS
- 発売日: 2003/05/23
- メディア: CD
- クリック: 31回
- この商品を含むブログ (30件) を見る
Visit to a grave
「8月の暑い内に」とこの日記に書いていたお墓まいりへ。
2日に分けて兵庫県の海側と山側を訪れた。
母方の祖父碑は予想した通り、お寺さんの善意のお手入れ以外は受けていない感じで、気づけば3時間掃除に熱中していた。
父方の方は近所に親戚が沢山いることもあり、お盆のお花が枯れかけていたりと人の気配がある。
人生初のお墓まいりは、どう言うのか、広義に「人間」という動物を感じる体験だった。
どちらのおじいちゃんにもキチンと脱帽して不義理を詫び、孫らしく、ずうずうしいお願い事も沢山してきた。
楽しみにしていたのは、その後の神戸散策。
1日目は存分に元町周辺の愛すべき街並みを歩き倒す。
店員が見えなくなるくらいCD、レコードがやまっ積みになっていた店だったと思うが、人が見えるくらいに整理されていた。
少しだけ、寂しい。
ふよん。
後ろ手に拘束された少年が下半身丸出しで連行される海街ろまん。
ポイ捨てされるリモコン各種。
女も貸してくれる不動産。
「なんでも自由に見てってや」ってことか?
モトコーの雰囲気、元町の古着屋文化。
本当好きだなぁ。
2日目はハーバーランド周辺を歩いて海風を感じる。
少し前、この日記に「KISS FM KOBE」というラジオ局が大好きだと書いたのだけど、ポートタワーのお膝元にキッスFMがあることも思い出せた。
ここには何度か公開録音に参加しにきた思い出がある。
神戸が好きだ。
大学も神戸方面の大学に行きたくて兵庫県の大学を選んだ。
おじいちゃん達には「これからちょくちょくライブなんかあるから、見守っててね」とお願いもしたところで、次のライブは明日、9月12日。
「西天満GANZ toi,toi,toi(ガンツトイトイトイ)」というライブハウスでお付き合い願います。
ど平日火曜という事で客入りは悲惨な感じになりそうですが、まだまだ鋭意呼び込み中。ご来場お待ちしております。
9/12(火)
"moonlight as art"
西天満GANZ toi,toi,toi
open18:30 start:19:00
料金¥1,500 + 1drink
出演:
Re:Lilly
toreno (weather spoon)
smoke
出番は1番手19時頃。
よろしくお願い致します。
アクセス方法はこちら!
梅田駅から歩いて10分かからないくらいでした。
グーグルマップで「ガンツトイトイトイ」と入力して頂いても経路検索可能です。
Frisco - Virtual Insanity feat Rickie G
kissFMが教えてくれたジャミロクワイ。
元町の古着屋に入ると20年の時を経てカバーバージョンがお出迎え。
夢のあと
働いている喫茶店が閉店を迎えてしばらく経つ。
「せっかくなんで」という事で、歴代の従業員が集まれるヤツ全員集合。
20人くらいの人間がビアホールに集まって大宴会となる。
長いと5年か、それ以上ぶりの懐かしいスタッフ達と久々に笑いあった良い時間。
自分としては久しぶりに大酒を飲み、適正酒量を大幅に超えた結果となったが気分は良いまま。
みんな大人になって、子供ができたり、それぞれに生活している。
仲良くやっていけたスタッフ達は久しぶりとは思えないようなハシャギっぷりで、懐かしさを感じないくらい良い顔で再会できた。
オープニングから最後まで勤めていた自分だけが全員の顔を知っている不思議な空間。
果たされるかは分からない「また集まろう」を言い合って、それぞれの暮らしに帰っていく終電車。
振り返ってしまえば一瞬のような日々を暮らした面々を思い出す帰り道、「人を大切にして生きたいなぁ」なんて、酔いに任せた良い格好な言葉が口から出る前に、胸に落ち溜まっていく。
優しい人たちとの交流を続けようと思う。
良い時も悪い時も一緒だった人たちと交わす笑顔は嬉しい。
Alexander O'Neal & Cherrelle - Saturday Love
メルセデスコネクション
店の新しい店長の周りには事業家の人が多いらしく、ブラックやプラチナカードを持ったお金持ちも少なくないとか。
店長は極めて庶民派らしく、そういう人達との交流で考え方を学んだりするらしい。
クレジットカードはプラチナからコンシェルジュが付くらしく、電話一本で世界のサービスを手配しておいてくれるとか。
手配をさせたらあとは身1つでそちらに行くと「伺っております」と歓待を受けるそうだ。
ブラックカードの上にはホワイトカードもあるんだってさ。ふーん。
最新式のSクラスベンツには「メルセデス・ベンツ・コネクション」というサービスがあるらしい。
車の中にボタンがあって、ワンプッシュでコンシェルジュに繋がり、サービスの受けられるお店を手配をしてくれるという。
ふーん。
人が変われば受け取る情報が変わって愉快。
痛快な人達の暮らしぶりは帯付きの百万円の束を財布に入れる毎日。「財布は折れるのかしら?」と咄嗟に考えた貧乏な頭。
分厚くなった財布は電車でスられたらすぐ気付きそうだけど、新幹線くらいしか乗らないだろう。
明石家さんまさん曰く「ホンマの金持ちは現金を持たない」らしいけど、偽もんの金持ちだったとしも、1回財布に百万円入れて昭和の俳優気分を味わいたいもんだ。すぐ銀行に預け入れしておきたいもんだ。
俺の財布から妙に多い1円と5円がこちらを覗いている。
千円札を何枚持っているか確認しながらの日々。
唸るほどの大金を持っていたらいつも機嫌よく過ごせんだろうな。
「あればあるほど調子良い」とはジブラ氏のリリックから引用だが、それは本当にそうだろう。
ちょっとやそっとの災難は目がくらむ大金の前では気にしないですみそう。
世の中にあるほとんどのモノがお金で買える。
お金で買えないモノは、お金で買えるモノに対して5%くらいで、お金持ちは世の中の95%のモノが買えるが、貧乏をしてるとお金で買えるモノも15%くらいになる。どっちが良いと思う?
とかそんな風な極論をネットで見て「なるほど」と膝を打った。
かつて「愛はお金で買えない」と若かりし日のポールマッカートニーは高らかに歌った。
彼はその後、95%をお金で買っただろう。
同じビートルズメンバーのリンゴスターは「金で買える物は全部買った。でもすぐそういうことじゃないと気付く」という風な事をビートルズアンソロジーの中で語っている。
しかしリンゴも95%を買ったのだ。
金でモノを買うことで得ることができる幸せな時間は短いという話か。
頑張ってお金を貯めて買った何かも、30年も経てば色褪せてしまうかもしれない。
お金持ちは刹那的な幸せを定期的に買っているかもしれないが、貧乏な俺も、安モンで刹那的な幸せを定期購入している気がする。
それはそれで幸せなんだよなぁ。
話はガラッと変わって、吉田豪さんがずっとしたいと言っていたさんまさんインタビューをしていた!
Netflixからの質問に自分の聞きたいことをいかに混ぜるかをやってらっしゃる様子。
夢あるなぁ。
残る暑さ
研修も終わり、オープン初日をこなす。
ずっとやってきた仕事というアドバンテージと、ちょこちょこ変わった所とを結ぶ。
お疲れ様でした。
裏歌舞伎へ。
9月に入る少し前から涼しい風がどこからか吹いている。
活動している時間帯なのか、もう真夏の気配は消えていて、それがやはりさみしい。
あんなに暑くて、ダルがっていたはずなのに、毎年毎年、懲りもせず切ない。
7月よりも8月。
加速をつけて去っていく猛烈な季節は、ここから続く長い寒さと引き換えのように青い。
9月も中盤になる頃には足跡も落ち葉に埋もれて袖を長くする。
早くも夏が恋しい。
時間を見つけて日向に出て行こう。
〜・〜・〜・〜・〜・
あさって、9月3日(日曜)は阿倍野・流流でおライブです。
流流10周年year企画「演の庭 vol.7」
9.3(日)
開場 14時 開演 14時半前売¥2000/当日¥2500+1ドリンク(¥500)
会場:阿倍野 流流 http://ru-pe.com/
▼出演
宮嶋哉行
ルイ・リロイ+Jerry Gordon+風間晴賀
smoke
共演の宮嶋哉行さんはバイオリンの即興演奏、
ルイ・リロイ(gt. etc)+ Jerry Gordon(sax.per.etc)+ 風間晴賀(per.etc)のお三方はそれぞれの音楽表現で即興演奏をされます。
即興を乗りこなす手練れに混じってアタクシは1番手をつとめます。
久々のライブは新しい曲も幾つか用意して、詩の朗読とラップ。
皆様のご来場お待ちしております。