-kemurikikaku-

ママチャリに乗った小っちゃいオッサンの日記

斬新なねぷた

 

 

おもってたより「君たちはどう生きるか」は普通に楽しめた。

むずかしく考えず、見たまんま持ち帰る。



ずっとジブリ映画と並走してきた世代だからか、「今回こそ、ほんとうに宮崎駿最後の作品」と言われたら見ずにはおれぬ。ジブリだって「みなさんのおかげです」なんだと思って生き直す気持ち。

 

 

おすすめに上がってきてアカウントの存在を知る。

 

 

同じようにジブリを見てきたおっちゃんおばちゃんはTOKIOがMC(?)を務める「ガチンコファイトクラブ」で彼を知った人が多いだろう。自分もそうだった。「ヤラセなし」の意味で「ガチンコ」と冠された番組だったが、あとから出演者によって台本の存在をバラされたり放送終了後の方がガチンコだったものの、大人気で何シリーズも放映されたモキュメンタリー番組。

 

あれからしばらくYouTubeでまた見かけるようになった竹原さん。今も街の無軌道な若者たちを相手にしている姿が映る。リングに上がると日本刀のようなおっかない目つき。若者らしい舐めきった態度に怒鳴るようなことはなく、目だけを見て静かに青い炎を燃やしている。お互い間合いを測るように何発か繰り出された刹那、電光石火がイキリ立った若者に突き刺さり即ゲームオーバー。当然めちゃくちゃ手加減しての一撃だが、若者は起き上がることができないでいる。ボクシングは「ガチンコ」をあのときに見てなかったら見ることがあったか分からない。実際あの頃も今もボクシングの試合を見たことは、多分ない。しかし竹原さんや畑山さんといった「ガチンコ」に出ていたボクサーには、ちょっとしたタレントより、よっぽど感情移入して親しんだ記憶がある。こういうのも一期一会だよなぁと最近しみじみ思う。感慨が年々ふかくなっていく感覚なんだ。思考の深度は果てしないと信じて、これからどんな愉快なことを思うのか楽しみに。今日も最高の1日でした。明日はもっと最高の1日になるで!