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ママチャリに乗った小っちゃいオッサンの日記

暑い

 

 

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だそうです。

 

 

 

 

暑い。とにかく暑い。

猫も草むらに平たく寝そべって涼を求める蒸し暑さ。

 

 

 

明日は詩の朗読大会、ポエトリースラムジャパンに出場する。

暑い。

脇汗が止まらない。

胸汗がほとばしる。

背中が黒く染まる。

会場の十三駅まで1時間半かかる道中、何枚のTシャツに着替えればいいんだ。

早くも着替えのTシャツをリュックに詰め込み、もう暑くて暑くて、焼肉を食べに出かけた。

旨い。

なんて旨いんだ。

この店はチェーン店ではない個人商店。

飲食店が立ち並ぶ通りの反対側にポツリと灯る、殺風景な焼肉屋。

旨い。

暑い。

ハラミを堪能した後は、聞いたことのない部位を適当に頼んで食べる。

シビレってなんだ?

膵臓(すいぞう)らしい。

旨い。溶ける。なんだこれ?

膵臓か。

暑い。

旨い。

 

西成のホルモン屋で食べた事がある気がする。

 

 

安い。

あんだけ食べて2千円ちょっと。安い。

ママチャリをこいでドラッグストアへ。

暑いから涼しい。

またお菓子を買ってしまってる。

美味そうな甘味。

外は蒸し風呂。

 

 

 

駐輪場に帰って来ると猫はどこにもいない。

シャワーを浴びる。

部屋を掃除しておいて良かった。

綺麗な部屋に風を通していて良かった。

今日はクーラーも付ける。

 

 


Stone Foundation - Strange People ft. William Bell

 

 

 

ストリート・リチュアルズ

ストリート・リチュアルズ

 

 

 

 

三角形に当たって屈折する光

 

 

世間を騒がし、それもひと段落した?松居一代さんの動画。

まだ見てないし、偶然見る以外に見る事も無いだろう。ニュースサイトや他の人からの伝聞でお腹いっぱいだ。

 

 

 

昔はあの手のヒステリックな感じがとにかく嫌いだった。

夏の暑い午後、イライラしながら掃除機をかける母親を思い出す。夏休みで一日中家でダラダラとタムロする兄弟達を追い払いながら、凶暴な音を立てて掃除機を振り回し掃除をする母親がその起源のような気がしている。今となれば母親のイラつきも分かるのだけど。

 

いつからか、ああいうモノに対する心の動きが「嫌い」から、「怖い」に変化している。

「関わり合いになりたく無い」という気持ちが確かに自分の中にある。

 

 

名前も覚えてないけど、秘書が百人くらい変わったというオバちゃん議員の咆哮も見てない。怖い。

暴力的な怖さではなく、人間の見たくない所、社会性のある動物として大っぴらに見せてはいけない怖さが写っている予感がする。

この日記ではそういう人間の黒い部分の例えとして、しばしば漫画「幽☆遊☆白書」に登場する「黒の書」と呼ばれるビデオテープを引き合いに出している。漫画の登場人物はそのビデオテープに映った人間の極めて残酷、凄惨、独善的な風景に絶望し、発狂する。

意図的に刺激的なサムネイル画像で見る彼女達の顔は、「黒の書」に値する何かがハッキリ写っている気がするのだ。知らんけど。

 

 

 

中二病患者にとって狂気は好奇心を大いにくすぐるモノである。

しかし、そんな楽しい時期を過ぎてしまうと、なんだか、とてもヘコむ風景に変わっている。

駅の改札で「いつまで電車を止めている?お前が電車を動かしに行け!」、飲食店で従業員に「カレーを頼んだら辛くなかった。金を返せ」、玩具店で「ガチャガチャをやったら連続で同じ物が出た。お前らは詐欺師だ」など、理不尽な怒りをぶつけている者の狂気にそれは似ている。

そういった街の風景を面白がって見てられる時もあるけど、絡まれた側のことを思うとゲンナリする。

 

 

 

detail.chiebukuro.yahoo.co.jp

 

 

 

 


Pink Floyd - Dark Side Of The Moon (Instrumental Cover) (Full Album)

 

 

 

狂気

狂気

 

 

 

人生相談

 

 

もう本当に最後の日が近くなった職場で、別れを惜しむように、週刊文春の贔屓コーナーを熟読している。

 

お気に入りの連載の1つに伊集院静さんの相談コーナーがある。

 

このコーナーで、何号前からか異変が起きている。

 

 

 

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画像左上にもちょっと見切れているのだけど、ここ何週かに渡って子供からの相談が続いている。

私が見始めた頃は大体壮年のおじさんおばさんの質問が並び、若くて20台前半、も少なかったように思うが、ここ数週に渡って小学生からの相談が増えてきている。

「最近、どうして子供の悩みばかりが寄せられるのか?」と毎号書いてらっしゃる気がする。

 

 

最初は編集部の人が面白がって捏造してるんだろうと思っていたけど、メリットがそんなに無さそうだ。

伊集院さんがどこかでポロッと「年寄りの相談相手は飽きて来た」と言ったのかもしれないけど、だからって小学生からの相談を持ちかけるかは分からない。

はたまた、昨今の文春の過激なスクープ記事に反応した親が買ってくるのを見ているのか。

理由は当然わからない。

 

 

真摯に小学生の質問に答える伊集院さんの回答を楽しく拝見できて、コチラはそれ以上なにも望まないのだけど、何故なんだろう?と一緒にくびを傾げて、それもまた面白い。

 

 

 

「母親が親友の悪口を言ったり、自分と比べたりしてきます。母に親友の悪口を言って欲しくないです」という小学6年生の質問に、氏はこうお答えになった。

 

親友の悪口を言って欲しくない、というあなたの考えは正しい。(略)

あなたはまだ若いから知らないだろうが、人間の大半は、人の失敗や悪口を言うのが大好きなんだよ。

 

ああ、いつまでもこういうのが続くんだなぁとか、そういう事を思ったりできる好きなコーナー。

 

 

 

 

週刊文春 2017年 7/27 号 [雑誌]

週刊文春 2017年 7/27 号 [雑誌]

 

 

 

 

今川駅まで

 

 

 

カーテンズのライブを見に今川駅へ。

普段行かない場所、普段乗らない近鉄電車に少しワクワク。

車があれば今川までスンナリ行けるけれど、沿線の都合で一度街まで出て、グルッと行く事になる。

それもまた良し。

夏の気候は相変わらず厳しく、家から駅までの5分間で巨大な坂道を登ることも手伝い汗だく。

どこにいても、何もしてなくても汗だくになる。穴の空いたビニール袋に水を入れて生活しているようだ。

 

 

今川駅の喫茶店。

ガンプラが沢山飾られてあった。

 

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シャアザク

 

 

 

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幸先良し。

 

 

 

今日のライブはHONU COFFEE。

 

ホヌとはハワイの言葉で海亀という意味らしい。

 

 

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お客さんも一杯の中、久々のカーテンズは良かった。

みんな変わりゆく時期なのかもしれない。

 

 

 

 

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太陽光に当たると元気になれると思いこんでいる。

強すぎる日差しは植物に毒かもしれないけど、さらに育っていくのも確かなこと。

夏は暑くて鬱陶しいことも多いけど、なるべく時間を見つけて日を浴びる。

 

 

 

 

北浜の天の川

 

 

 

なにか面白い事があるんじゃないかと期待して、たまたま駅で見かけた「天の川伝説」という催しを見に出かけた。

 

天満駅から北浜駅の前を流れる川に青く光るボールを沢山浮かべ、それを天の川に見立てたもの。

 

とても綺麗。

んが、ホームページで見た上からのアングルの景色を頭に持って出かけてしまったからか、真正面から見ると少し青の量が寂しい。

 

 

 

この日のバイトに集まった若者達が、一期一会かは分からないけど、楽しそうに集合写真に収まる姿は良かった。

 

 

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暗い風景だったけど、確かにみんな自然に口角が上がっていた。

 

 

 

屋形船も和風洋風取り揃えて、三艘程浮かんでいた。

 

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たまたま前日に聞いていた落語の中に屋形船が登場していて、「屋形船はどんな人が乗ってるのか、つい中を覗きたくなる」と語られていたけど、確かに。

 

催しが終わり、ボートに乗りライフジャケットを装着した人が回収する光るボールは、水からあげられた途端に消灯していてとても不思議だった。 

 

 

 

 

今週も金曜日に到着。

今日はとにかく暑い1日。

喫茶店に涼を求めて人がごった返す。

カキ氷が飛ぶように売れ、手のひらだけが延々冷え切っていた。

 

ゴルフをやるおっちゃんは夏になると活気溢れた顔をしている。

 

 

 

よく喋る常連のご夫婦も今日はうなだれている。

いつものモカ2つにメロンソーダを同時に注文。

 

 

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2人が3つ、太宰治の「メリイクリスマス」という短編を思い出す。

好きなんだよあの話。

や、かなわねえ。

 

 

 


Vangelis - Chariots of Fire - Abrahams Theme

 

赤い朝

 

 

 

早朝の空が赤かった。

 

何事かと窓に手をかけたが、「いや、見たことがあるぞ」と思う。

 

ベランダに出ると赤い。やっぱり見たこともある。

 

 

 

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町も赤くなっていて妙に嬉しかった。

 

 

 

夏の夕方や、90年代の単館系映画でも、この色のシーンをよく見た気がする。

実際にこんな空を待って撮影したのかもと思うと、そうなんやぁって思うくらい。

静まり返っている中での赤い空は新鮮。

 

 

 

デカいカエルが猫に虐められていた。

 

 

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猫を追い払ってやろうとすると、カエルは逆に猫の方へジャンプを繰り返す。

しかし猫も、カエルがジャンプして来た所でちょっと後ずさるだけ。

いつか殺されるだろうと思い、通り掛かりの大きなお世話で猫を追い払う。

非常に好戦的な気の強いカエルだった。

カエルは追い払われた猫の方にまだジャンプを続ける。

どんな気持ちなんだろう。

デカいカエルの存在感は良いな。

 

 

 

赤ぇ。

 

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