傾奇者
連日の寒さがパタッとなくなり、アイスコーヒーがよく出る1日。
京都方面では雪かきで死者が出たそうだ。
体がまたゆがんできているのを感じる。
また、というのは一度整体に行ってそれらを直したことがあるからだ。
椅子に座るときは左に傾き、立っていても必ず重心が左右どちらかに傾いている。
通っていた整体では「叩く、揉む」という行為を禁止していた。
施術も体を少し触る程度で、素人には一体何をしているのか分からないけれど、たかだか10分ほどで鏡に映る体は真っ直ぐの軸が入ったようにピンとしているのだ。
ビフォーアフターを確認する度に「ほー」と賞賛の嘆息を漏らしていた。
また、北斗の拳かドラゴンボールのピッコロさんのように首や指の骨を鳴らす事を硬く禁止していた。
理由は整体師さん曰く、1回の「ポキッ」で体に与える影響は結構なモノらしく、1回ポキッとやる度に体は少しづつゆがんでいくという。
肩こりや腰痛でも「痛いところを患者が教えて、そこを揉んだり叩いたりというのは、誰にでも出来ることで、なぜそこが痛いのか、違和感があるのかを分からずにやっている人が多い」ということも仰っていて、不思議な施術をうけた後に聞かされると説得力が増したのを覚えている。
整体に通っていた頃から2年程経って、また体が見事にゆがんできている。
最低でも1月は通い続けなければならないハードルが、ママチャリしか持ってない自分には実質的、精神的距離があるけど、また通おうかなと思うくらいわかりやすく傾いている。
成長
「春にお花見でもしよう」と良い相談をしている友達の結婚式で、テーブルに飾られていた花を貰った。
しかし花の部分は別の友達にあげる事になって、自分は草の部分だけを貰って帰った。
あれから多分、2年は確実に経っているのに、草は、まだ元気で、なんなら新しい葉をニョキニョキ生やしたりしている。
緑が家に居てくれるとそれだけでなんだか和む気持ちだけど、コイツが未だに成長を続けている事にも元気付けられたりしている。
出勤すると、先日書いた「迷惑な常連客」が店長の堪忍袋の緒を切った話を聞いた。
寝ぼけた頭でボンヤリ話を聞く。
新聞置き場に目をやると「毒」の字が大きく出ている。
記事に目を通せば「毒針」や「秘密警察」など、昭和初期の少年誌みたいな言葉が並んでいる。
昨日大きな月が不気味に黄色く光っていた。
休憩中、取り掛かってる曲を薄らボンヤリ聞く。
仕事中、有線から流れる曲に耳が行く、自分の曲は何かが足りない気がする。
界王拳だった頃
野菜不足を解消。
新玉ネギや豚コマもありがとう。
ずっと邪魔だなぁと思っていた団地駐輪場の放置自転車がよけられていた。
しかし今さら所定の位置から自転車を移動させる気も起きず。
話をしたことが無い人が居て、それぞれが確かに何かを感じている気配だけを、こちらも感じている。
フリーペーパー「カーテンズ編集部」のイラスト担当山田君の結婚式で出会ったクボタ君というトラックメイカーの新曲が昨年からほぼ毎日、サウンドクラウドにアップされている。
2分くらいの短い作品がほとんどだけど、その行動自体に刺激を受ける日々。
今年はツイッターをなるべく見ないようにしていて、たまに覗くといつも不思議というか、不快というかな事を呟いている人がタイムラインに登場してゲンナリする。
あの人は普段何をしているんだろう。
あえてリムーブせず目に入るようにして戒めとしているけど、もうそれも良いかもしれない。
相変わらず現実もインターネットも色々だ。
春に向けてジャージを買おうとしたら、「サチモス」「ヨンス」というキーワードが踊り、値段が高騰している。
格好良い人の影響力は強い。
ブランド着てるやつもう good night
Mで待ってるやつもう good night
頭だけ良いやつもう good night
広くて浅いやつもう good night
シナモンロール
パソコンに向かうとアイデアが出て来ている。
形にもなってきていて、後はパソコンの調子さえ良ければもっとスムース。
誕生日も過ぎてどこか特別な感情も薄くなり、例年通り寒過ぎる日々に暮らす。
初めて食べた日から今も好きな甘味。
コレもアメリカの食べ物なのかと思ったら、ウィキペディアによると「スウェーデンで発明されたと考えられている」とだけ記されていた。
スウェーデンのお母さんなのか、パン屋さんなのか、誰かが、誰かを喜ばせようと考えて作ったに違いなく、1つの食べ物が、ある世界のスタンダードにまでなっている。
喜ばせようとする行為は自然に行うべきだという人もあれば、作為的であれ、時に偽善とまで言われても、死ぬまで続ければそれは善だと、大真面目に考える人もある。
繊細な考えから生まれる事もあるし、大雑把な人が「これでも食いな!」とぶっきらぼうに授けてくれる時もあって、誰かを喜ばせようとする行為の中にある、照れみたいな成分を思ったりもする。
気の利く友達が自分の言った些細なことを覚えてくれてるというのも、自然に喜びへ繋がったりもする。
何が言いたいのか、恥ずかしげもなく書き出すと、自分も誰かを喜ばしたい。
そんなアイデアを形にしてみたいと今は考えている。
Clair de Lune
レコード、クルクルやって来た。
最後らへんの登場でお客さんはまばらでしたが、皆さん諸手を上げて盛り上がってくれました。
ありがとうございッス。
前半は飛ばしまくりのハードなロックDJ陣。
ミッシェル・ガン・エレファントを流す人、スターリンをかける人、マッド・カプセル・マーケッツなんて懐かしい所も聞けてテンションをブチ上げる。
途中、機材トラブルなのか、音が止まったのですかさずエセ・ビートボックスを刻んで知り合いの居ない中、DJ達とコミュニケーションを図ったりする。
YMOやC-C-B、ジュリー、チェッカーズ辺りの気持ち良いのが流れ、出番前の女の子はceroやフィッシュマンズで空気をマッタリさせてくれた。
レキシを最後の足がかりにして、テンションを継続させながら自分もウキウキプレイすることが出来た。
選曲にも興味を持ってくれて、プレイ中に曲目を聞いてくれる人なんかもあり大変満足しております。
人の曲をかけて喜んでもらえるという状況は、ちょっと複雑ながらも音楽ファンとしては嬉しいし、美しい。
最後はレゲエ、ダブ、ガムランみたいな民族音楽からの細野晴臣さん「はらいそ」やはっぴぃえんどを大音量で聞くことが出来た。
機会があればいつもやりたい。
この日はCDを使っても良かったみたいで、それならもっとネタになりそうなのを持って行きたかった。
触れる度にターンテーブルへの欲求が深まるばかり。
あんな面白いモノを今まで置いていた事が嬉しい。
今生をまだまだ楽しめそうだ。
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#blog800
Juju On That Beat
一昨年流行りに流行ったユーチューブでのダンス動画と言えば、「恋ダンス」ではなく「Juju On That Beat」。
海外の踊っちゃう文化は最高だ。
ダンスはいい。
音楽がより楽しく身近になる。
まだあどけない表情のゼイ・ヒルフィガー&ゼイオン・マッコールが5分で作ったというこの曲は、別のリスナーがYouTubeでダンスを披露した事から大ヒット。
そのままビルボードチャートを駆け上ったという。
街で流れていても反応を示すタイプの曲じゃないけど、ダンスを踊る動画で見たら一気にハマッたという人が多いのではないか。
「PPAP」のような現代的ヒット曲だ。
クオリティーの高い動画が何本かあるので完コピして爆笑したい。
ジュジュオンザビー♬