ウエノポエトリカンジャム5
上野にある野外音楽堂でライブができると聞いて東京へ。
舞台は水上(すいじょう)音楽堂、上野恩賜(おんし)公園。
サニーデイ・サービスがライブをやっていたことがネットを調べると分かってなんだかウキウキ。
前座の前座である自分の待ち時間は3分間しかない。
しかし大阪以外の土地で大勢の人前でやれること、大トリに谷川俊太郎さんが登場し、降神の志人さんや小林大吾さんも出演するイベントと聞いて、3分間がひどく有難いモノに思えるじゃないか。
3分間、いつも通りのことをやる。
それだけ決めてゆったり移動。
自分の番が回る頃に雨が止んでたまに光が射し始めた。ありがたい。
出演者のもりくんが撮影してくれていた。ありがとう。
そのもりくんはヘッドライナーの枠で大暴れ。
逞しい肉体と声を使い、東京の街に己の痕跡を擦り付けるさまに見入っていた。
4日後、大阪で共演するのが楽しみ。
10/14(土)
ことぶき!スペシャル+
【会場】谷町9丁目 ライブ喫茶亀
17:00開場 / 17:30開演
【料金】¥1000+ワンオーダー制
【出演】
河野宏子
もり
平居謙
ともちゃん9さい
smoke
馬野ミキ
他
この日は最終的に900人程の人が詰めかけたそうだが、自分の出番中は100人居るか居ないか。
それでも普段のライブを考えると、考えられない人数が見ている。
少しでも大阪の小男に興味を持ってくれた人が居てくれたらありがたい。
ここからまた1つ1つ。
全国の皆様、イベントに呼んでください。
スモークは自作曲を使った詩の朗読、ラップ、歌をやっています。
その後はライブを楽しむのみ!
MCバトルが開催されていたらしく、優勝者の黄猿さんがライブをしていた。
黄猿さんのライブが観れるなんて想像もしてなかったラッキー。
ヒップホップ愛が満ちたりたショーだった。
ラッパーは格好いい。
小林大吾さんはリハーサルの時点で楽しみだった。hinemosのみんなにも観て欲しかったなぁ。
個人的によく聞いてる「三角バミューダの大脱走」が生で聞けた。
空気に美声が溶けていく。
志人さんはTwitterを見ていてもこの日の感動を全部請け負ったような凄まじいステージ。
いつ見ても違う場所でどこかを見つめ、草笛を吹いているスナフキンのようなアイドル性を持った人。
「私は人間でもない、まして詩人でもない、キノコです。完全にキノコとして出来上がってやってきました」
微生物宣言をした志人さんの「ラブレター・フロム・マッシュルーム」に会場がやられる。
あーすげー。あー格好いい。
大トリの谷川俊太郎さん。
たった8分間のステージだったが間違いなく一番盛り上がっていた。
とにかく谷川さんが一言喋れば拍手喝采雨あられ。
普段学校なんかで詩を朗読する時は遠慮もあって拍手が少ないらしく、「拍手があるとすごい嬉しい」とも仰っていた。 その言葉にも拍手喝采。
「そこまでやらなくていい!」と会場中の笑顔が満タンに溢れていく。
みんな、この時間を共有しているのが嬉しくて仕方ないのだった。
「これすごい気に入ってんだけどね・・抵抗感じる人もいるだろうけどここは大丈夫だと思うから読みますね」と「なんでもおまんこ」をやってくれた。ありがたい。
タイトルを恐る恐る読み上げた瞬間、何度目かの大喝采に「なんで?なんでだよ!」と嬉しそうに笑ってくれた。
気がついたらまた夜行バスで寝たり覚めたりしてる。
夜も白白明け。
東京行きのバスに乗ってる最中からずっと上の空で、無意識に近い状態が続いていた。
始終リラックス出来ていたのかもしれないけど、こんなのんきで良いのか?と変に不安になるくらいどこにいても無心だった。
お前の感受性、腐ってきとんちゃうやろな。
次の東京は11月4日、ポエトリースラムジャパン全国大会で会いましょう。
11/4 (土)
ポエトリースラムジャパン全国大会
【会場】月島社会教育会館ホール
11:30開場 / 12:00開演
【料金】2000円
【MC】猫道(猫道一家)
*休憩室(キッズルーム)あります。
18:00 終演予定
- アーティスト: 小林大吾
- 出版社/メーカー: FLY N' SPIN RECORDS
- 発売日: 2014/06/21
- メディア: CD
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All of youths
いつか見ようと思っていた94年放送のドラマ「若者のすべて」を一気見した。
ミスチルが大ブレイク(死語っすか?)していた頃、破竹の勢いでリリースされた「tomorrow never knows」が主題歌として起用されている。
CDが出る前だったか出た後だったか覚えてないけど、曲が聴きたくて初めてドラマを見たのがこの作品だった気がする。
22歳の原島哲生(萩原聖人)は亡き両親が残した自動車修理工場を営んでいた。妹の妙子(山口紗弥加)は両親を亡くしたショックで心を閉ざしており、工場の経営は上手く行っていない。圭介(武田真治)は町医者の父を継ぐため、4浪中。亮子(深津絵里)は女優をめざし、薫(鈴木杏樹)は街を出て商社に勤めている。ある事件がもとで植物人間になってしまった守(EBI)、その原因に関与していた事で皆の前から姿を消した武志(木村拓哉)。工場のある薄暗い街で22歳の夢と傷みが交錯する。
改めて見てると、小学校でクラスの連中が大騒ぎしていたのが不思議なドラマだった。
登場人物は明るく生きようとしているのだけど、その明るさが濃い暗闇を作り出すことが度々ある内容。
1話ごとに明らかになっていくキャラクターの輪郭がとても魅力的で、画面に食い入るような楽しみがあった。
武田真治もいい役だったなぁ。
ネットでこのドラマについて調べると、萩原聖人とキムタクの不仲話が真っ先に出て来るのだけど、どうもドラマを見てると萩原聖人は役作りの為に、何かしらの仕掛けをしてたんではないかと思えて来る。
真実は分からないけど、仲が悪いのに仕事とはいえ、2人ともあの演技ができるなんて大人だ。個人的に萩原聖人とキムタクが一緒に出てるシーンはどれも好きだ。
萩原聖人演じる哲生の何が起きても「根性!」で乗り切る笑顔は視聴者を元気にしたに違いない。
糸井さんの言う「やさしく、つよく、おもしろく」はドラマの中でよく見たなぁ。
岐阜までひとっ飛び
10月末にいつもの連中と岐阜県へ音楽合宿に行く段取りが進んでいる。
合宿と称したパリピの戯れでは無く、スタジオやホール設備がある場所を陣取った結構マジな陰キャの祝宴だ。
無理に悪く言う必要もないんだけど、たくさんの楽しみを用意しているのでモチベーションの向上は確約済みなのである。
合宿場所の「昭和音楽村」までGoogle MAP曰く175㌖。
高速を使えば車でおよそ2時間15分の道のりとある。
嘘やん。
岐阜やろ?
京都とかの距離やんか。
調べてみると来月アルバムをドロップするラッパー山本びんたさんのお膝元、滋賀県よりの岐阜。
てっきり500kmくらいの道のりかと思っていた私は既に合宿までの道のりで聞く予定のプレイリストをCD21枚分作っていた。
まぁ、ええか。
プレイリストにいろんな曲をぶち込んでCD−Rに焼き付け、人に押し付ける良い趣味を持っている私は鼻つまみ者として日夜この愉悦に勤しんでいる。これはカセットテープ、MDの時代から連綿と続くお気に入りの趣味で、隙あらば仲良くなった人に渡して歩いている。
いつもみんなとどこかに行くときは必ずCDを作る。
ジャンルや内容はその時々に決まるのだけど、根底にあるテーマは「安心させない」だ。
「聴きやすい」や「一貫したテーマ」のある物は上手な人がたくさんいる。
人の気も知らないで未だに天邪鬼を楽しんでいる私は突然ギョッとするような選曲をしたくなる。
時にはずっと「なんでこの曲の次がこれ!?」をやり続けたい。
一応、自分の中では筋を通しているのだが、この趣味に関しては聞き手がどう思うかはあまり考えていない。
やり過ぎたCD−Rを受け取った人は聞くのが疲れるだろう。
1回全曲通して聞くのを断念した人も中にはいるかもしれない。
MDをかけっぱなしにして寝ていた友人から「悪夢を見た」とメールが来たこともある。
残念なことにそういう反応が嬉しいクソったれなんだ。
今回のCDは音楽合宿ということで、自分でも予想がつかない内容にしたいと思っていたのでiTunesを全曲ランダム再生にして、無作為に選んだ曲を並べ替えて様々な種類のCDを作成している。
大変、愉しい。
10年以上ぶりに腰を据えて聞く黒夢。人時のベースが突然流れてテンションが上がる。
当時のヴィジュアル系ブームに敬意を評した言い方をすると、上がりマクリスティー。
良い曲はいつ聴いても良い、キダタロー先生言う所の「うまいもんはうまい」はやはり真理だ。
時を経た回帰として、「やっぱヤバいもんはヤバいんやな」を再確認できる作業としても良い作用をしている。
今聞くと、深く曲を味わえる事があるのも嬉しい趣味だ。
その逆もあったりして、その時その時の自分を知れるのも面白いんやワレぇ。
甘味部・51
大変お久しぶりの甘味部です。
今回はコチラさん。
激安の殿堂アンロソ・キホーテことドン・キホーテで38円、大特価の所を掬い上げてきた。
「風呂上がりのアイス」は何人も侵すことのできない庶民の楽しみである。
名前は見覚えがあるけど、センタンって何を作ってる会社だっけか?と思い出せず調べると「チョコバリ」や「しろくま」を輩出した東成の氷菓メーカーだった。
大阪名物と書かれてある通り、もしかすると関西外の方はご存知ないかもな「王将」もセンタンの商品だった。
センタンのホームページには王将やしろくまのiPhone用壁紙がサービス(?)で置かれている。
大阪の会社らしい、味のあるズレが香ばしい。
カスタードチョコに無数のカラメルチップが散りばめられ、ザリザリした食感が既に癖になってる。ざりざり
手持ち棒が突き出るまで詰まったたっぷりのカラメルソースは濃厚で、申し分ないプリン系アイスでした。
棒が現れてからもカラメルソースが付け足されているのも嬉しい。
個人的に非常に絶妙でした。
王将もしろくまも食べたことがないので見かけたら買おう。
ブリザガ
ニュースサイトで面白い画像を見つけた。
朝、子供がイタズラで、リカちゃん人形をコップの中に逆さに入れて凍らせていたらしい。
見つけた母親は帰ってきたら説教せねば・・とワナワナしているというtwitterからの引用記事だった。
これを見て、やった事ないから、子育てって難しそうだなぁと思う。
職場なんかで若い子にモノを教える立場にならないといけない時、状況によっては怒ることが必要な時がある。
どのくらいまで怒るべきなのか、自分の仕事みたいな単純なことでもたまに「これは怒るほどでもないか・・?」と、怒り悩むことがある。
子供のしつけなんかの為に怒るのも、もしかすると、「これは怒るべきなのか・・?」があるような気もする。
「常識」を最優先させたとしても、人によって差が出る話だろう。
twitterに上がっていたという上の画像は、リカちゃん人形を逆さにコップに突っ込んで、氷漬けにしたというもの。(関係ないけど、氷漬けってこんな字なのか?)
帰宅後説教を受ける予定だった子供は、twitterがバズりまくった結果、お咎めなしとなったそうだけど、親御さんはまず彼を怒ることに決めている。それも見つけた瞬間は「激怒した」とあった。
もし僕がこの子の親だった場合、リカちゃんを見つけたら爆笑するだろう。
なんでまた頭部のみ、氷漬けにするようなイカれた処刑方法に至ったのか、理由が聞きたくて聞きたくて、早く帰って来ないかソワソワするだろうし、仮にtwitterにこの事を書くとしたら非常にポジティブな感じになっていたと予想する。
仮に奥さんが「馬鹿野郎、こんなもん説教じゃ!」と怒鳴っても、「『やってみたかった』じゃ駄目か?」と食い下がったと思う。
息子がやったみたいなので、おそらく持ち主の娘も、親の反応次第では傷付かない、と、思うんだよと。男親は息子の肩を持ちたくなるものなか。知らんけど。
言うまでもでもなく、日頃からイタズラが盛んになる年頃の子供にはいちいち怒るし、怒られることになるので、状況を精査した怒り方にはならないだろう。なにより忙しい朝、親御さんにそんな暇はない。いざその時になったら虫の居所如何でブチギレて、逆に奥さんが止めに入るやもしれない。
子供の頃に「やってみたくて」やったことで、何度も引っ叩かれた思い出もある。
瞬間的にムカついてたとしても、それを今でも恨んでるなんてことは無いし、教育として正しかった、良かったとすら思うんだけど、氷漬けのリカちゃん、やっぱり説教される対象なんだろうな。
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世迷言と個人の考えらしきの狭間に
面倒くさいメンタリティーで猛威を振るうミュージシャンを眺めつつ、肩がダルい朝。元気に優しく行きたいのぉ。
実際に会って事情を知ってしまうと「そっか・・」となってしまうんだ。きっと。
ブログを昔採用していた気楽なhtmlタグ打ちに戻したい所存。
何年かかるかわからんけどその内やろ。
決まっていた9月のライブも終わって一息。
録音と作詩、余裕を持った作曲を繰り返して行こか。
9月3日は阿倍野・流流(るる)で即興演奏家さん2組とライブ。
2組共、時間感覚がおかしくなったかと思うようなあっという間の40分だった。
ルイ・リロイさん、ジェリーゴードンさん、風間晴賀さんのトリオ。
不思議な音が部屋を飛び交う。
サックスはこんな音が出るのかと思ったり、ハングドラムと思っていた楽器は「ガンクドラム」という小型化した物だったり、知る事も多し。
バイオリンの即興演奏宮嶋哉行さんの演奏中、あまりの素晴らしさに録音。
終わりでお話しさせて頂き、録音物を音源に使用する事を快諾して下さった。
ジェリー・ゴードン氏はじめ、来賓してくださった諸外国のお客さんに「Word、rhythm、rhymeが素晴らしかった」と褒めてもらい、泣けてくる。
風間さんから共演しようと言われ、約束した。ありがたい。
翌週、火曜。
懸念していたお客さんの数は、蓋を開けると沢山の優しい人たちが見にきてくださったのだった。
ウェザースプーン、赤犬のドラマー谷本さんとのセッションも好評で泣く。
様々な苛立ちと折り合いをつけ、どつき合い、ここに生まれた音楽がありがたく、愛おしい。
「だがまだいける。少なくともまだある」の精神をboss the MC氏の声に溶かして実験は続く。
そして「先は長い、深い 言葉にならないくらい」でありましょう。
twitterをなるべく見ないようにしたいと、いつからか常に思い、実行し、一度見ると最終更新分までザーッと見てしまう。
twitterには「自分は大丈夫か?」といろんな角度から思わされることが沢山書いてある。
体のどこかに悪い。
頑張りすぎちゃう人は「まだ大丈夫」と言う、思う傾向があるらしい。
そして「まだ大丈夫」が口から頻発され始めると、その人の危険信号が黄色か、最悪赤色に灯っていると聞いたことがあるし、twitterにもこの説はたまに流れている。
自分は「なるべく頑張らない」主義なので、今の所この説とは無縁で生きてきたのだけど、twitterを覗いている時、「自分は大丈夫か?」と思う時、それが何かの危険信号だったとしたら嫌だなと思うんやな。
誰かの何かは自分に関係ない筈なのに、自意識過剰なのか、そう思っている時があるんやな。
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