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-kemurikikaku-

なるべく毎日、短く更新!ママチャリで駆けずり回る小っちゃいオッサンの日記

クライアントアート

 

今週のお題「私の沼」

 

 

 

外国人歌手の「マドンナ」の顔を思い出そうとすると、なぜか頭の中で「マリリン・モンロー」の肖像が浮かび上がる。

 

アンディー・ウォーホルの分割になったやつです。

 

小学生くらいの頃に何かでマドンナを知って、それ以来マドンナを思い出そうとすると、必ずマリリン・モンローの顔を思い出す。

 

 

 

もしかすると子供の頃にマドンナの特集番組か何かを見ていて、番組中「綺麗な人」のイメージとしてマリリン・モンローの肖像が登場し、脳がそちらの方を強烈に印象づけたのかもしれない。

 

いつも「それはマリリン・モンロー」とセルフで訂正を入れ、正確なマドンナの顔を思い出そうとするが一向に思い出せず、正直マドンナの音楽にまだハマった事がなくて、そこまで気にもなっておらず画像検索などもしていない。

 

 

今ではマドンナの顔を思い出そうとすると、マリリン・モンローが頭に浮かぶのは当たり前になっていて、マリリン・モンローの顔が浮かばない時は、無意識が頭の引き出しに手を突っこむように、急いでマリリン・モンローの肖像を持って来てくれます。

 

 

画像を貼り付けるためにマリリン・モンローを検索すると、マリリン・モンローも、この作品の顔しかほぼ記憶になかった事を知る。

 

 

 

 

「私の沼」なる言葉に触発されて、初めて自分のゆるい謎に接近すると、その沼にズブズブ入り込んでいく。

 

だいたい、お前はなぜ、そこまで興味の無いマドンナの顔を時たま思い出そうとしているんだ?

 

 

 

still

 

 

 

仕事終わりダラダラ文春を読む。

 

辛酸なめ子さんの連載が終わり、浅草キッド水道橋博士さんの連載が始まって3回目になった。

 

働いてる店に置いてあるので習慣として読んでいるけど、店が無くなった後は買うのだろうか。

 

 

 

店が無くなると言えば、駅前のダイエーもなくなるらしい。

 

何も無い地元の駅に着いた人を迎えてきた唯一の守護者ダイエー

 

「完全閉店」告知のノボリやデカイ看板が貼り出されている。

 

 

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相次いで地元の商店が無くなり過ぎで、ちょっと驚いている。

 

 

ダイエーを擁する広い敷地では、数ヶ月前まで銀行や餃子の王将や美容院、文房具屋にパン屋にクリーニング屋と様々な店舗が独立しながら営業していた。

部外から見ている側としては当たり前だけど異変は突然可視化された。

 

 

駅を利用する人達が出勤通学の際、自転車を無料で、というか、勝手に置いておけるスペースがある。

私がこの土地に越してきたのが小3の頃なので、およそ24年前からこの複合施設はあって、その頃からお金を取っていなかったスペースが突然有料になった。

「今さら金など払えるか」と考える人達が多く、貧乏人の私もそのクチだった。

当然のようにダイエー周辺の有料でないスペースに自転車が蝟集し始めた。

 

 

 

さらにしばらくすると、ダイエーを残して次々各店舗が店じまいを始めた。

それは何事かと思う勢いで、理由はわからないまま、商店があった場所に立ち入れないようにロープで結界まで張られた。

 

結界の向こう側が突然有料になった駐輪スペースだったので、たった2ヶ月で有料駐輪場も一緒に無くなった。

そしてついにダイエーも7月いっぱいで「完全閉店」。

異変から半年も経たない間に駅前の商店が全て無くなってしまった。

 

 

 

さすがにこの大きな土地を遊ばせたり、マンションを建てたりはないと思うし、改めてイオン的な複合施設を作ったりする段取りがあるんだろうけど、ここ一年でうちの店も含め、近隣の商店がバタバタっと無くなっている。

 

元々非常にマイナーな駅で、よく新しいマンションの案内ポスターに「〇〇駅近く」や「〇〇駅まで一駅」というのが書いてあるけど、地元の駅名は必ず一個飛ばして案内されたり、無かった事にされていたくらい寂れた場所。

 

実際両隣の駅には次々新しい施設が建つのに比べ、地元の駅前は30年前から進化なし。

 

「そこが良いんじゃない!」と思ってはいたものの、目玉のない駅は自然淘汰されていく運命らしい。

 

住民が良けりゃ良いじゃんかと思うけど、突然有料になった駐輪場を見ても、存続の為にはお金が必要で急場凌ぎだったと推測する。

 

 

 

ちょっと嫌な想像をすると、地元の風景は寂れているというより、自然が多い田舎という風情で、10年前からジャンジャン新しい家が立ち並んでいるのを見ても、再開発をしようとしているのかもしれない。

 

そうなると面影もなくなって、全く知らない町になってしまう。

 

辺鄙さを馬鹿にしながらも愛でている感覚はここから培ったのに。

 

 

 

優しい気持ち

 

 

ギャルリー・チガーヌへ加藤君のワンマンライブを。

 

到着すると最後の曲で、オーナーの泉さんにも「お金は良いよ」と言われる。

 

ライブ終了後、カレーを食べ酒を飲み、お客さんとの座談会に参加する。

 

 

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気がつくと僕の眼鏡をかけていた加藤君のサングラスをかけて。

 

 

 

 

16歳の時、銀杏BOYZの前座に抜擢されてから自分の人生を選んだ加藤君。

 

名古屋から単身東京へ移り住み、大阪へ流れ着いた男。

 

こういう人、久しぶりだなと感じる、開けた優しい雰囲気を持っている男だ。

 

 

 

 

この日は「ディノサウロイドの真似」ことディノさんと、アンドレさんの2人と知り合った。

 

ディノさんはクラブDJからトラックメイカーに進路を進めた垢抜けた男前。

 

現在ガシガシライブをしながら「関西トラックメイカーズ」というイベントにも出演されている。

 

即興で作られるトラックで評価を競い合う大会で、去年カーテンズ編集部のイラストを担当している山田君の結婚式で知り合ったクボタ君というトラックメイカーに教えて貰ったイベント。

 

だな、と思いながらアンドレさんと話をしてると、アンドレさんは山田君の芸大時代の先輩である事が発覚。

 

さらに、クボタ君と山田君と三人で、最近一緒に山登りをしながら、これからについて話をしていた仲だと知る。

 

「えー」なんて驚いていると、順じて、アンドレさんはカーテンズ編集部の編集長であり、カーテンズのヲザキ君の芸大時代の後輩になる。

 

アンドレさんは「尾崎さんには頭が上がらないです・・」と畏敬の念をいっぱいに表現していた。

 

最近気づいたけど、自分はヲザキ君の家の広い広い庭で遊んでいたのだ。

 

好い気な顔で行動範囲を広げてみると、何処かでカーテンズやヲザキ君との関わりを感じたり、知ったりする。

 

「あ、カーテンズ/ヲザキ君の知り合いなんだ!」てな感じで。

 

学生時代に出会った時から顔の広い人だなと感じていたけど、それは今も続いている。

 

ヲザキ君が僕と会っていないときも、彼は「夜を使いはたして」いた形跡を辿る。

 

僕のポケットには夜が有り余っていることを思ったりした。

 

 

 

www.youtube.com

 

 

Pushin'

Pushin'

 

 

 

 

妙法寺歩かほりっく状態

 

 

わんぱく小僧の顔で電車に乗り込み、カサカサの目で堺東へ。

 

 

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ここが妙法寺

 

最近ラジオで「ミョウホウジダニ駅」という言葉を頻繁に聞いた。

 

こういうのは、いい気分。

 

到着すると住職、職場の元後輩君が迎えてくれた。

 

マクドナルドが食べたいなぁ」しか頭になかった私も、優しそうな住職の両拳に「拳ダコ」を発見してスイッチが入る。

 

長い指の付け根にビッシリ。

 

住職の話に集中しながらも、「何者なんだろう?」は巡る。

 

寺を回りながら見所を紹介してもらう。

 

 

 

 

奥に通され、大きめの模型で再現された、千利休の茶室などを見ながら、抹茶を出してもらう。

 

座ってゆっくり話をしていると、ご住職は元海上自衛官で、かつて1000人規模の部下を従えていた話が飛び出した。

 

頂いた雑誌を読むと、ご住職のインタビューが掲載されており、経歴が1つの売り物になってるように見えた。

 

漫画家の本宮ひろ志さん、漫画原作者武論尊さんも元は自衛官だったと聞いた事がある。

 

両者共に漫画に関係する人らしからぬ発想を持った方らしいけど、果たしてご住職も丁寧で冷静な口調と、野心ある目をして展望を聞かせてくれた。

 

 

 

 

お茶やお菓子の饗応に授かり、沢山の資料や雑誌を持たせてくれた住職と別れて、どんな曲が良いかなぁの相談。

 

「やってやれん事じゃない」

 

バイト時代、口癖のようにそう言っていた後輩君も、気づけば30歳を越えて、このタイミングで再会した。

 

最近「ピンチはチャンス」にハマっているらしく、「ピンチに陥るとゾクゾクするんですよ」と目をギラつかせていた。

 

見習え、俺。

 

 

#day800