-kemurikikaku-

ママチャリに乗った小っちゃいオッサンの日記

横好き落語会

 

行って参りました、横好き落語会!

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プロの話芸に割れんばかりの拍手を打つばかりでした。 

 

 

当日、寝坊はしなかったものの、いつも通りダラダラと用意したり、

忘れ物を繰り返して家と駐輪場の間を四往復したり、

乗り換える電車を全て一本づつ乗り遅れたりで結局、1時間近く遅れて入場。

加えてこの日は家を出る前からずっとウンコを我慢していた。

 

目的地の新神戸オリエンタル劇場に到着したのが立川志の輔さんの出番3分前。

一回目の松尾貴史さんの出番終わり寸前だった。

 

しかし、こっちとしてはまずウンコをさせて欲しかったので、

「お席までご案内させて頂きます」と

丁寧に誘導してくれようとしてるスタッフを静止し、気の触れた顔でトイレに駆け込む。

場外には松尾貴史さんの落語が音声のみ流れてて、ちゃんとしたホールの凄さを感じる。

 

やっとスッキリして、改めて場内で案内を受けると

自分の席が奇跡的に端っこで誰に動いてもらう事もなく

すみやかに着席する事が出来て一安心。

 

舞台袖にはけていく松尾さんを見送っていると出囃子が流れる。

仲入り前、立川志の輔師匠が登場。 

 

〜〜〜〜

 

落語を聞きにいくときの楽しみの一つに「今日はどの噺をするんだろう?」があると思う。 

枕を聞きながら予想が着かない場合はお話の最初を聞いて予想する。

このワクワクはガチャガチャの「何が出るかな?」に似た不思議な興奮がある。

 

フリートークのような口調から一転、舞台に威勢の良い駕篭屋が登場。

「抜け雀」が始まったのに気付いたときの興奮がたまらない。

 

「抜け雀」あらすじ★

ちょっと抜けてる気のいい宿屋の亭主が、無一文と知らずにある男を宿泊させ、お金が払えないとわかり困っていると、男が代金の代わりに生きて抜け出る雀の絵を描いてよこす。
噂が噂を呼び、たちまち宿は評判になるが、1人の老人がやって来て「この雀はもうじき死ぬ」と言い出す。
 
 
志の輔さんの落語を初めて聞いた時の衝撃を思い出しながら、
大きな拍手で、高座を降りる師匠を見送る。
 
仲入り(休憩)の後フリートーク。
 
松尾さんと談志師匠のお話なんかも聞けて得した気分^^
 
次いで桂吉坊さんの「七段目」が途中まで?
 
時間が押してたのか、途中までやる事があるのかもわかりませんが・・
 
 
 

 最後は松尾貴史さんの「一文笛」!

このお話は桂米朝師匠の創作落語で、

3月に自分が落語をさせてもらう時にやろうか迷っていた噺!

 

「一文笛」あらすじ★

腕ききのスリが駄菓子屋の前で、のけ者にされてる貧乏な子供を不憫に思い、おもちゃの一文笛を盗んで子供の懐に放り込んだ。何も知らない子供が笛を取り出し吹いた所で駄菓子屋の婆に「お前に売った覚えは無い」と盗人として引っ捕らえられてしまう。

 

この噺は何度聞いても良いものです。

松尾さんもの軽妙な語り口も素晴らしく、格好よかったなぁ。

 

 

どん帳が下がり深々とお辞儀する松尾さんを見終えた人達が一気に出口へ。

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落語終わりのサッパリした感じは江戸っ子を感じる。

映画だとエンドロール後の仕掛けや、ライブだとアンコールとか、そういうのが一切無い。

終わったら帰るのです。

 

訳を知らないので、意外な交遊に見える。

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櫻井さんでも今井さんでもなく樋口さん。

 

関係ないけど、すごく似てるなと思ったモノ・・

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新神戸オリエンタル劇場でBLACK SMOKER RECORDSのライブやったら面白そう。 

 

 

次の日、朝起きると

Twitterで何故か松尾貴史さんからフォローされていてドキー!となる。

めちゃくちゃ驚く。 

 

こちらも早速フォローさせて頂き、良い意味で、この調子に乗って、

ダイレクトメッセージなど、送らせて頂き、まさかの返信を頂いてやり取りをする事に。

落語風に言えば、

「なんとか息してるような、しょーもない所帯してます」けど、生きてて良かったです。 

 もうちょっと生ーきよっと^^