-kemurikikaku-

ママチャリに乗った小っちゃいオッサンの日記

ウルトラヘヴン

 

 

ジャンプやマガジンの漫画も好きなんですが、変わった漫画にどうしても惹かれます。

 

音楽でもなんでもそうですが、変なまま、その表現を成立させる事に興味が尽きない。

個人的にビートルズはその最高峰で、彼らの行った前人未到の数々を「統制の取れた前衛」と勝手に呼んでいて、自分もそこを目指してあてもなく毎日フラフラしています・・^p^

 

 

 

 

ウルトラヘヴン」は小池桂一さんの作品。

また引越しの際の掘り起こしで実家から持って帰って読みましたが、相変わらず刺激的、フレッシュな作品でした。

 

ビームコミックにて、超不定期連載中のメチャクチャ書き込まれたドラッグ漫画。

漫画の帯に「ペーパードラッグ」なんて書かれてあるくらい、見入っちゃった人は脳の新しい領域を冒される作品。

 

 

76年、手塚賞を受賞して16歳でデビューした後、渡米しマーベルコミック社から本を出したり、エリート街道まっしぐらで帰国。

2001年から「ウルトラヘヴン」に着手。4年に一冊くらいのペースで新刊が出ていて現在は3巻まで発行されている。

3巻が出たのが5年以上前で、個人的にそろそろ4巻が出るんじゃないかと希望的観測含め思ってるんですが。。

 

 

 

 

画風は大友克洋さんを思わせる雰囲気。

 

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薬事法改正に伴い、世界中でドラッグが自由に使える世の中が舞台。

「もしも」の世界をかなりリアルに、たっぷり時間をかけた描写で魅せてくれます

 

 

 

wikipediaに適当な説明文を求めたのですが、シックリこない文章で、他の閲覧者も納得がいってない感じだった。

 

自分も今、漫画の説明に困っていてよく分かるけど、言い表すのは難しいのです。

普通の漫画から感じるものと全然違う部分を刺激してくる読んだことの無いタイプの漫画というか。

 

 

 

 

 

 

日本漫画のネクストレベルがここにある!

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ドラッグ文化に興味のある人や、超個人的に、古谷実先生の漫画が好きな人にもオススメしたい。

ていうか、漫画好きで未読の方は是非。

 

 

 

 

matome.naver.jp

 

 

 

 

キンドルに作品が充実してるのが興味深い・・w

ウルトラヘヴン (1) (ビームコミックス)

ウルトラヘヴン (1) (ビームコミックス)

 

 

 

 

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