あの日を振り返る
タイのプミポン国王が逝去。
ニュースを見た時に数年前のタイ旅行が蘇った。
29歳の冬、突然、一人旅をしなければならないと思い立ってタイに行ってみた。
街のいたる所に人間2人分くらいの巨大な額縁が置いてあって、そこには王族の肖像画が描かれてあった。
誰も額縁を気にせず、同時に、タイの国民が王族を大事に考えていることが異様な雰囲気と共にビシビシ伝わって来た。
タイに行く前に随分調べ物をして行ったのだけど、国王が入院した時、国民は国王が好きな、確か黄色だったかピンクだったか、その色のTシャツを着て、街中が国王色に染まっていたと書いてあった。
森が茂る田舎や、離島に行った時もこの巨大な額縁はどこにでもあって、まるで信仰のようだった。
次の国王と言われている長男・ワチラロンコン皇太子とされる人物の画像が2ちゃんねるで落ちていて、その姿を見て少し驚いた。
まず、なんちゅう格好!
めっちゃローライズやし、パンツ履いてる?
てかタンクトップ、レディース・・?
ホンマに国王の長男なのかは定かではない。
休日という概念が王族にあるのか知らないけど、なかなかぶっ飛んだ私服。
嘘か本当か、彼はプミポン国王とは違い、国民から前述のような愛され方はされていないという。
世界はどういう風に動いていくのか。
タイにまた行きたくなってきた。
この目で見る事が大事だったのを思い出している。