-kemurikikaku-

ママチャリに乗った小っちゃいオッサンの日記

先生はトイレじゃありません(垂れ流し)

 

 

 

最近Twitterで話題になっていたニュースの話。

 

 

 

 

 

 

この呟きを見た人たちから「正論だ!」の声が多く届き、Twitterは見事バズったらしい。

 

この話が真実だとして、学生時分の授業の雰囲気を思い出しながら感情移入していくと、学生側はさぞ痛快な心持ちになったろうなぁと思う。

 

 

 

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でも、なにか引っかかるモノがあって、それが何かわからなくてモヤモヤしてたら今、喉につっかえていた骨が取れた。

 

 

 

 

脳が高校時代のことを思い出し、重ね合わせていたのだった。

 

高校には恐れられてる教師が学年に一人くらいはいた。

 

「このオッサンは実力行使があるから怒らせないように暮らしていこう」と感じさせられるような教師だ。

 

この教師を①とする。

 

 

 

 

同時に、完全になめられてる教師も一人は存在した。

 

何をやっても怒らないし、怒ったって笑ってしまうくらい怖くない教師。

 

この教師は②とする。

 

 

 

 

そして、なめられてるようで、そうでもない、しかし尊敬は絶対にされることのない位置にいて、「こんなオッサンいつでもやったる」と、一部のどうかしてる生徒から思われてる教師がいた。

 

これを③とする。

 

 

前述2タイプの教師は意外と怒鳴ったりする事はなく、またどちらも生徒から好かれている傾向にあったと記憶している。

 

③は怒鳴ることが結構あって、生徒達からは嫌われていた印象がある。

 

 

 

 

 

 

 

 

①のタイプは怒鳴るようなことになるとセットで鉄拳制裁が待っている恐れから、怒鳴らせないようにしていた。

 

②のタイプは怒鳴るようなことはまずないので、②が怒鳴る時はちょっと話を聞いてやろうと生徒が譲歩する気になった。

 

③のタイプはよく怒鳴る、怒ることがあるので「いちいち面倒くせーな」と忌み嫌われており、一触即発の雰囲気が漂っていることがあった。

 

 

 

 

③の教師の授業は、私の通っていた学校の場合、授業が小規模に荒れることがままあり、その度に小さな諍いが起こった。

 

その内、ヤンチャな生徒が勝手な行動を取るようになり、Twitterで話題になったような小さな事件が起こる事が1年に1、2回あったように記憶している。

 

 

 

 

今回の場合、トイレに立った生徒を怒ったわけだが、同じようなことが起きたことがあって、ヤンチャな生徒が授業を受けたくないので、連続して何度もトイレに席を立ち、連鎖反応のように「先生俺も」と別の生徒が離席するということが起こっていたのを思い出した。

 

これに対して、③のタイプの教師は怒り方があまり分かってないことが多かったので、「根性で云々」というような的外れなことを言い生徒の失笑を買うことが多くあったように思う。

 

もしかすると、くだんの教師は「悪評高い」と書かれていることからも③のようなタイプで、元々一色即発ムードを孕んだ授業をしていた可能性がある。

 

また③のタイプは「いつでもやってやるぞ」と臨戦態勢をとられている可能性が大いにあり、反抗的な態度に出る生徒も多いと想像できる。

 

 

 

 

仮にこの妄想が当たっていたら、生徒の反論はもしかすると「正論」ではなく「妨害」の可能性があり、私は諸手を上げて生徒に拍手を送る気になれないと思ってしまう。(妄想)

 

どんなふざけた学校にも、真面目に授業を受けてる生徒は少なからずいて、そういう生徒からすると、誰かがトイレに行く度に授業が中断するのは鬱陶しい出来事だったに違いない。

 

 

 

③の教師も「授業前に行っておきなさい」というような、それこそ正論の「注意」ができる人間なら良かったというのが第一にあるけれど、このニュースで皆が皆、言い返した生徒を持ち上げてる状況にはちょいと違和感が残った、というお話。

 

 

 

 

曲がうまくできない。 

 

ジックリいこう。

 

あしたもスタジオへ。ブツブツ