先祖帰り
先日、家で小さなお盆の儀を執り行った。
「盆の墓参り」
当たり前に誰も行ってるんだろうか?
多分自分は一回も行った事がない。
これから寒くなりそうという時期に親戚と霊園を訪れ、父方の墓を綺麗にしたのを覚えている。夏は記憶にない。
考えると母方の墓は誰も手入れに行ってないんじゃないか?と邪推したこともあり、突如起こった謎のブームに乗って墓参りへ行く事を決めた。
なるべくなら暑い内に水をかけてやりたい。
この世から居なくなった人たちは列記とした先祖にあたる。
人はどの瞬間から先祖なのかはわからないけど、生きてる人よりも墓場の人の方が先祖感がある。知らんけど。
誰にでも現在の元となる始祖がいる。
元祖自分。確かに元祖の味は大事にしないといけない。
しかし時に己の道を歩む剛の者もおるやろ。
選択は自分がする。
タイムマシンが出来たら絶対にどんな人なのか見に行きたい。こういう事を考え始めると頭がドラえもんになっていくから好き。
どういう事?
「こういう事やがな。頭がいかれとんねん」
ほっといたれ。
好きにさせとけちゅーとんねや。
大丈夫やろ。
あなたを呼んでいる
私の声が届いているのは分かっている
私はあなたを呼び続けているのよ
心解き放つ系男子は進む。