-kemurikikaku-

ママチャリに乗った小っちゃいオッサンの日記

しいたけもぉた

 

 

 

お店に立っているとお客さんが何かくれることがたまにある。

 

 

 

すぐに食べれるお菓子のような物を差し入れてくれることもあれば、今日はデカイ椎茸とバナナを貰ったりした。

 

 

 

 

どうでも良いけど、「差し入れ」という言葉の響きが何故か好きになれない。

 

差し入れは大好きなんだけど、音としての「さしいれ」が嫌い。

 

 

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ソフトボールくらいの大きさの椎茸は食べ応えがすごそう。

 

 

 

 

茶色い紙袋に入っている椎茸とバナナはそれだけでなんだか「良い物感」が出る。

 

スーパーが出来る前は八百屋や果物屋が普通にあって、茶色い紙袋に入ってるのが普通のことだったんだと思うけど、最近は高級志向だったり、雰囲気を演出するために紙袋が用いられている気がする。

 

 

 

 

平凡に生きていても、幸福について考えさせられることがある。

 

つい昨日も寝る前に自分の如何に幸福であるかを考えていた。

 

金はないけど、住む家がある。

 

水道が通っていて、コンロは火がつく。

 

冷蔵庫の中には飲食物があるし、風呂にお湯を張ることもできる。

 

人が来ないとつけないけどエアコンまである暮らし。

 

それらを維持する為の仕事があって、これがまた、自分にとって楽な仕事でもある。

 

 

 

生活必需とされる電化製品に加えて余分なパソコンだとか、携帯電話。

 

付き合いをしてくれている人が何人もいて、思いがけずその人を悲しませたりするくらいの傲慢な余裕が無自覚にある。

 

反省して、この次がないようにと、自分に念を押せる猶予があって、次の日からまた平凡に暮らしを続けることができる。

 

幸福とはなんなのか分からないけれど、今の自分がとても幸福な立場にあることが、意識さえすれば1秒ごとに噛み締めることだってできる。

 

 

 

また今日も夜が明けて、明日の朝には適当に健康な体がダルそうに布団から出てくる。

 

無意識的に行えている全てに感謝するのは、とても難しいけど、幸福について考えては、また惰力で生きていく。

 

努力を惜しんではいけないなぁと、それらしく、感じたり、思ったりしている。