峰竜太とは?(ナニコレ)
日本にはバリバリの知名度を持っているにも関わらず、
ほとんどの人がその出自や、芸能界での職業が分からない人がいる。
そういう人が、妙に気になる。
今なぜか気になる人物が峰竜太。
私の中で峰竜太と言えば、
「アッコにおまかせ」の司会者であり、
「中日ドラゴンズ」のファンであり、
嫁の海老名美どりの「ミステリー作家宣言」であり、
似た名前の「竜雷太」を思い浮かべる男だ。
しかし彼はずっと司会者をやって生きてきたのだろうか?
Wikipediaで調べてみると色々な事が判明した。
驚くことに峰氏は元々モデルとして芸能活動を開始していた。
名司会者も最初は俳優志望だったのだ。
青年座にて海老名美どりと出会い結婚、翌年から石原プロに所属。
海老名美どりは第一次お笑いブームの台風の目だった
落語家・林家三平の娘で、この後押しは石原プロ所属の大きな助けとなった。
売れない時代から一転、順風満帆な芸能生活を手に入れる。
役回りの転機もここらで訪れたそうで、当初は二枚目売りだった峰氏だが、
元々の明るい性格もあり、一度やった三枚目役が大当たり。
その後バラエティの仕事が増え始め、今までの石原プロにはない
ソフトなキャラクターで活躍していったという。
時代の潮流の中でハマり役に当たる事の大事さがよく分かる話だ。
ハードなイメージの石原軍団の中で、笑顔の似合うお兄さんの流れが生まれる。
その後は我々の知る峰氏へと繋がっていくそうだが、
石原プロから独立した際、海老名家に相談がなかったことから
林家一門を絶縁されてたり、色々な事があったそうだが、
現在プールやエレベーター付きの高級住宅に住み、
毎年イタリアに服を買いに行くだけの旅行をしたりする大物になっている。
目隠しされて声を聞かされ、誰でしょう?と言われたら
すぐさま「峰竜太!」と答えれる自信がある。
これは誰でしょう?と写真を見せられたら「峰竜太!」と即答出来るのに、
マジマジ顔を見つめると「この人こんな顔をしてたのか」となる。
確かな存在感があるのに、意識出来ないようになっている。
テレビ画面の中で、擬態する昆虫のように隠れているみたいだ。
しかしそれが彼のポジションであり、確立した地位なのだろう。
学校で難しい問題を先生に当てられないように下を向いているが、
ここぞという時にうまく答えて皆の評価を得るタイプなのかもしれない。
この前あるタレントが
「大きなブレイクはしないけど、居なくならない」芸能人の在り方について喋っていた。
コレはすごく難しい事ですよ奥さん。
今回、峰氏の事を調べる事で我々はその凄みを思い知った。
脇役は単に端役ではなく、主人公と同じ厚みが無いと務まらないのだと痛感させられた。