-kemurikikaku-

ママチャリで駆けずり回る小っちゃいオッサンの日記

閉店

 

 

 

 

ここにはセブンイレブンがあった。

 

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自分の町に2番目に出来たコンビニ。

 

1番最初に出来たコンビニはもう少し田舎に行ったところに、有名店ではない、ステップという名前のコンビニがあった。

 

ステップはセブンイレブンができて数年後に無くなった。

 

そしてこのコンビニがなくなって、また地元からコンビニが無くなった。

 

 

 

 

 

 

7月26日で閉店。

 

思い出深いオープン初日。

 

少し前から、近所中に開店を告知するビラが配られ、看板の「7」のマークがデカデカと印刷されたチラシを眺めてとても、興奮していた。

 

部屋にポスターと一緒に貼ったりしていたけど、そんなに嬉しかったのか。

 

「この町にもコンビニが出来るのか!」と誇らしい気持ちだったのをよく覚えている。

 

雪印のコーヒー牛乳を買って、別になんの変哲もないセブンイレブンを出たのは今みたいに暑くて、蝉の鳴く7月の最初の頃だった。

 

 

私のようなミーハーなお客が詰めかけて、別にどこにでもあるコンビニの中に、知らない誰かと行列を作った。

 

 

 

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近所の人がみんな友達と待ち合わせに使ったり、喋ったりした場所。

 

 

 

 

ゴルフの打ちっ放し練習場の敷地内にあって、職場の喫茶店は同じ敷地内にあるから売り上げをATMに入れたり、雑誌買ったり、夜食買ったり。

当たり前にコンビニとして、コンビニを使っていただけなのに、妙に物悲しい。

 

長く付き合ってきた物が壊れて、もう使えなくなってしまった時のような「そうか・・」という悲しみ、のすごく軽いやつ。

 

 

 

 

 

 

入れ替わり立ち替わりするお客さんが野良猫に餌をやっていたので、この日も子猫がセブンイレブンの周りをウロウロしていた。

 

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ゴミ箱のあった辺りでキョロキョロしているのがとても切ない風景として心に残った。

 

 

 

当たり前が無くなる日は怖い。

 

怖い結末をなるべく回避するために努力をするのが、今の自分にとって大事なこと。