入り乱れ野外プレイヤーズ
友達と浜寺公園の高架下にバーベキューをしに行った。
子供の頃の自分には無い、夏の思い出。
友達の子供が来ていた。
自分は小さい子と仲良く出来る方なので一緒に遊ぶ。
料理も任せて遊ぶ。
談笑も忘れて遊ぶ。
飲み食いせずに遊ぶ。
虫を取り、かくれんぼ、走り回る。
犬を飼い始めた時に親戚の子供を思い出したけど、
子犬と子供は反応する所が似てると思う。
「可愛いもんだなぁ」としみじみ思った。
「この後どんどん面倒臭い事になってくんだろうなぁ」とも思った。
スピーカーで音楽を鳴らすと彼は
「コレはトッキュージャーの新しい曲」
と言って踊る。
ビートなのか構成なのか、どこかが類似していて
そこの部分が「トッキュージャー」の曲と同じと言ってるのだろう。
自分にも子供の時にあった感覚で、すごくわかるよ、それ。
自然と踊る彼にちょっとだけ泣きそうになった。
音楽を聞いて踊りだすDNAレベルの条件反射!
コレを政府は取り締まろうとしているのだ!
愚昧な政治とはこのことでしょう。
坂本慎太郎の新譜の歌詞に
「昔の人間はきっと 音楽のかかる場所でいきなり恋とかしていた 真剣に」
という強烈なパンチラインがあった。
欧米人なんかは今もそれが出来るんじゃないかなと思う。
日本でもダンスパーティーをダンパと呼んで開催してた頃は
そんな事もあったんじゃないかなと想像する。