家で言え
念願のキューライスキャッフェ心斎橋パルコへ。
帰る前には人だかりが。
ど平日の夕方前、コロナもあり人はかなり少ない。入店後しばらく退社時間もかぶり始めて来店が続く。ラッキー。ホールには男性1人しかおらずかなり苦しそうだった。ドンマイ。
目当ては漫画「ひとりごと」で描かれていたキューライスさんお手製レシピのグリーンカレーとスキネズミのチーズケーキ。辛い食べ物が苦手で外にカレーを食べに行くことがないので完全な未体験ゾーン。これがなければ生涯食べないこともあっただろう。
人生初のグリーンカレー旨い。ダシっぽいというかこういう味なんですね。一口目はカレーじゃない顔して食べ進むとカレー。緑の葉っぱがバジル。カイワレみたいもんやろと一口で食ってやると変わった味!カレーにマッチするのも不思議だった。旨いけど、まだハマりそうにはないカレー道。
正直この手の催しは価格が高い。キャラカフェはゆるい顔で豪快に財布をえぐり取ってくれるのが常だ。しかしこの横暴にキューライス先生は自ら「高すぎる!」と値段を抑えにかかってくれたそう。それでもなかなか格好良い値段だけど、その心意気がありがたい。
トイレに行ったときに隠し(?)4コマ漫画を偶然発見。こういうの嬉しい。スキネズミの「いーな!」がなんかレア。2コマ目のウサギの顔最高。大満足で即帰宅。
その流れでキューライスさんが好きな映画だとよく紹介している「ノーカントリー」をやっと見た。すっかりネトフリ様様。
観賞後「キューライス ノーカントリー」で検索して作品に散りばめられた「ノーカントリー」ネタを回収できた。ゲームをクリアしてから攻略本を見て再度じっくり楽しむ感じと似てる。なんか嬉しい。
キューライスさんが「目標の男」という殺し屋アントン・シガー。牛の屠殺に使われる圧搾空気銃を持ち歩き人類を好き勝手に屠殺していくゴリゴリの狂人だ。Netflixでもリメイクドラマが公開された「ファーゴ」の監督コーエン兄弟の映画「ノーカントリー」の顔役。
シガーはパンチの効いた面構えをしている。同じ殺しまくりでも「ナチュラルボーンキラーズ」のミッキーのような美学や理屈の上にない冷淡な殺しがエグい。ちなみにキューライスさんはシガーの「不屈の目標達成能力」に憧れてるとのこと。脈絡や情緒がない行動が何かに似てると思っていたら、町山智浩さんの解説でターミネーターであることが発覚した。たしかに。めちゃスッキリ。
この回はオチのコマの全てが愛おしい。スキウサギの台詞が良い。キューさんの顔も良い。鮮やかなスーパーも良い。
映画をよく見るこの頃。日々の癒しはそこらにあるが、バラエティ番組も含む映像作品は癒しのライフラインとして密かに機能し続けてくれている。今日は最高気温が32℃とあった。夏になっとるなぁ〜。ワープするようにまた次の日。部屋の中が涼しくて良かった。今日も最高の1日でした。明日はもっと最高の1日になるで!