味を思い出すとき
佳境に入った「ザ ファブル」がさらに面白すぎる。
シリアスな展開に息を呑んだ後のホンワカすぎる日常回で爆笑い。毎度タコ社長が最高〜。タコちゃん大好き。
普通に慣れた連中は今日と同じ明日がくるのが退屈らしいが俺たちは明日のありがたさを知ってる
殺し屋でなくとも肝に銘じたい台詞だ。ずっとは無理でもこういう台詞に出会うたび、その一瞬だけでも「そうだ」と気付いて生きたい。
90年代に放送されていた音楽番組「FAN」は当時唯一くらいフルコーラス、歌詞付きで見れた記憶がある。動画の曲はのちにアルバムからシングルカットされたが、カップリングやアルバムの中の曲をライブで見せてくれるのも嬉しかった。23時とか妙に深い時間に放送してたような気もするが勘違いだろうか。コメントにも書かれているが、今の世相を思い浮かべるような曲が当時のミスチルの歌詞には見られる。
今年後半、突如子供時代に聞いていたミスチルに心を救われていた。休みの日は家にこもってミスチル三昧。車の中で歌い放題。イヤホンで集中して聞いてると改めてロックバンドなんだなぁとかよく分からないところに感心していた。シングル「cross road」から「終わりなき旅」くらいまでの数年間の曲をひたすら聞き集めてうっとりしていた。桜井さんの声に聞き惚れ、さまざまな歌詞の中に自分をたくさん見つけていた頃を生き直すような気持ち。他人に自分のことを言い当てられる快感を知ったらハマってしまうのは占いと似ている。年末まで何曲か貼り付けていこう。
爽やかな雰囲気から一転、やさぐれた空気感を放ち始めた頃のミスチルはシンプルに格好良かった。歌詞の内容がヒットチャートのそれとは一線を画していくのが痛快だった。どこかあの頃のやんちゃな気持ちでこなす日常。今日も最高の1日でした。明日はもっと最高の1日になるで!