-kemurikikaku-

ママチャリに乗った小っちゃいオッサンの日記

シンクロニシティし過ぎっちゃん

 

急に暖かくなったことで台風が発生してるそう。

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今日こそサランラップを買う。

 

2007年マーク・ローレンス監督作品「ラブソングができるまで」を鑑。

 

80年代に一世を風靡した落ち目のスター、アレックス。ある日ティーンに大人気の歌手コーラに楽曲提供するチャンスが舞い込んだ。曲作りに行き詰まったアレックスの元に現れたバイトのソフィー。彼女の作詞の才能を直感で見抜き共作を申し込む。

 

冒頭の80年代風MVが完璧にあの頃をコピーしていて素晴らしい。ヒュー・グラント曰く「デュラン・デュラン」を意識したそう。先日見た「シングストリート 未来へのうた」の時代がアレックスの活躍した頃になる。エンディングにも再びMVがフルで使われているが、このMVを見せたいが為に1時間40分のストーリーを用意したんじゃないかと思うほど渾身の出来。

 

かつてのスターがたまたま見つけた作詞能力のある女の子と再起をかけて一世一代の曲作りをする話だが、遊園地や同窓会に巡業へ行き、カラオケを用意して、自分のヒット曲を歌うアレックスはそれなりに楽しそう。またとないチャンスを前に「曲作りか・・アレめんどいからなぁ」とリアルな本音を吐露。同期の落ち目になったミュージシャンたちが「ボクシングに勝ったら歌わせてもらえる」テレビ番組でクソな扱いを受けている中、アレックスもユーモアたっぷりに現状を自虐してみせるが、そこそこの家にちゃんと音楽機材、録音機材があり、たまに女の子をお持ち帰りして、観葉植物を育てる専用スタッフまで雇っている。ライブはちょっと辛そうだが、落ち目というには成功者の延長線上にしか見えない暮らしは映画ならではの夢を見せる部分かしら。日本でも80年代にテレビ番組「三宅裕司いかすバンド天国」からデビューしたミュージシャンの何組かは、金銭的に搾取されたりがあったことを大槻ケンヂさんらの著書から知ることが出来る。アレックスは契約問題が上手くいってたのかな?など、どうでもいいことが気になった。

 

youtu.be

劇中2度ほどウォーターベッドで笑いをとる(?)ようなシーンがあったけどあれはどういう意味だったのか調べても出てこなかった。ウォーターベッドは酔うらしいけど1回寝てみたい。

 

ラジオを聞いてると「ミイラ取りがミイラになる」という言葉についてチラッと話題にしていた。ふと「ミイラ取りとは?」となる。子供の頃この瞬間に取りこぼした幾つもの学習のチャンスを思うとネットは便利だ。その昔、ミイラから万能薬の「ミイラ油」が取れたらしく、それを狙ったのが「ミイラ取り」なんだって。次は「ミイラ油」へ。今日も最高の1日でした。明日はもっと最高の1日になるで!