-kemurikikaku-

ママチャリに乗った小っちゃいオッサンの日記

明日も止まらない

 

年末から皆ずいぶん待たされた荷物が到着。

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待った結果は結構いいじゃん!

 

Netflix映画「ドント・ルック・アップ」を見。ライフイズコメディな大作だった。現実に即した内容をパロディとシリアスの狭間で見せる系。

恐竜を滅ぼしたものより巨大な彗星が6ヶ月後地球に衝突することを発見したミンディ教授と天文学部の大学院生ケイト。すぐさま地球滅亡の危機を大統領やメディアに訴えるが、なぜか誰からもまともに扱われず、政府からは選挙のダシに使われ、テレビではお笑い的に茶化され、事態の深刻さからブチギレたケイトの映像はネットミームとして消費されてしまう。

「地球最後の日」は悲劇が喜劇に転じるのにテキメンな状況のようだ。笑わせようとしてるのは分かるけど主人公たちに感情移入してずっとイライラしていた。必死の訴えを尻目にミソもクソも「goodボタンとチャンネル登録」に絡めとられていく世界、届かない言葉はなんだかとてもツラい。「赤信号みんなで渡れば怖くない」は大勢で渡れば車の方が驚いて止まってくれるんじゃないかという勝手な思いと、大勢の真ん中らへんにいれば自分だけは助かるんじゃないかという希望的観測があって、彗星を見て見ぬふりする気持ちと似てるんじゃないかと思った。脅威はいつもそばにあるけど、全員で見ないようにする事で無いことになっていく怖さ。現代を生きる短期的な生存戦略なのかもしれない。なるようにしかならない諦めありきでスタートする。

 

youtu.be

 

こういう映画をモチベーションにしてやりたい事を真剣にやるきっかけにできる人もいるだろう。久しぶりに活性化された脳が嬉しい。体を伸ばし安心して深く吸い込み、ゆっくり吐き出した。今日も最高の1日でした。明日はもっと最高の1日になるで!

 

サブスクもどんどん貼れたらいいのにな。