-kemurikikaku-

ママチャリに乗った小っちゃいオッサンの日記

あなたを思わぬ日などない

 

誕生日ケーキ。

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たまたま広島が続いてるので流れで「仁義なき戦い」デビューしよう。

 

2012年ノア・バームバック監督作品「フランシス・ハ」を鑑賞。

ニューヨークでモダンダンサーとして成功するべく奮闘するも結果の出ない27歳のフランシス。親友ソフィーとルームシェアをしてお金はないが楽しく暮らす日々。ある日ソフィーが別の友達と暮らすことになり、家賃が払えずフランシスも家を出る。同じタイミングで彼氏とも別れ、1人になってこれからのことをリアルに考える時間が増えていく。

これ好きやわ〜。少女のように伸び伸びと生きるフランシスの明るさがモノクロ映像にも輝いて映る。元気いっぱい過ぎてガサツな、曰く”非モテ”具合が絶妙。27歳は子供ではないけど完全に大人とも言いがたい宙ぶらりんな年頃である。自分は少なくともそう感じて生きていたのでこの映画に自己投影して見れた。27歳をしっかり大人になって生きた人にはよく分からない話かもしれない。どうなるか分からないまま現実的な決断をするたび大人の顔になっていく。揺れる事情にまごつきながら歩いていくアラサー時期を青春映画のようなきらめきをもって見せてくれた。

 

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2000年初頭からのムーブメントで低予算のインディー映画、役者も知り合いなどに頼み、物語を追うタイプではない日常的な内容の作品をマンブルコアと呼ぶらしく「フランシス・ハ」もそのくくりに代表される作品だそう。主人公フランシスを演じるグレタ・ガーウィグはマンブルコア界の寵児で、今作には脚本家として参加するもバームバック監督にベタ惚れされて出演。2019年に2人は結婚している。

 

お誕生日のおLINEありがとうございました。プレゼントは来年の今日まで受け付けていますので宜しくお願いします。金銀財宝が好きです。皆様のおかげで幸せに囲まれた生活をしています。今年ものんびり健やかラッキーに。今日も最高の1日でした。明日はもっと最高の1日になるで!