-kemurikikaku-

ママチャリに乗った小っちゃいオッサンの日記

丸く収まりました

 

ほんのり暖かくなっていく。

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去年の3月末、桜はすでに満開だった。ぬくい日々を楽しむ。

 

パオラ・ジェノベーゼ監督2016年の作品「おとなの事情」を見た。

月蝕の晩、長年の友人である3組の夫婦と独身男性ひとりが食事会を開いた。「このメンバーには秘密がない」という話から「スマフォに来るメールや電話を見せ合おう」とエヴァが持ちかける。

持ち主のほとんどのことを知っている携帯電話を題材にしたコメディ。ワンシチュエーションでテンポ良く駆け抜ける1時間半。観客が8人目の招待客になって現場を見守る視点になっている。各地で賞賛を受け5年間に18ヶ国でリメイクされ、日本版は昨年1月に公開された。みんな知っているし思っているけど、言ってる人が少ないことが、表現や作品でもっとも強力なテーマになることがある。足元に手付かずの「あるある」が転がってることを思い出させてくれる天晴れな作品だった。クランクアップ後も堂々としていられる監督だけが撮れた映画だろう。生活の間隙を突く仕事は早い者勝ちの1回きり。

 

youtu.be

サムネの女の人が誰かに似てると思ってたけど友近さんだ。

 

雨が降ると1℃のぬくもりを感じる事ができる。2月いっぱいの寒さを越えて、俺の生活に春がたくさん喜びを連れてきてくれた。今日も最高の1日でした。明日はもっと最高の1日になるで!

 

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