-kemurikikaku-

ママチャリに乗った小っちゃいオッサンの日記

ラブストーリーにこだわるな

 

 

銭湯帰りの私は昨日までの私とは違っていた。

昔から近所にある喫茶店に入ってみる。

 

裏側の自分が好きな自分だとしたら

 

侮っていたことを深く反省する激渋純喫茶だった。「こんなところが地元にあったなんて」を久々に噛み締める。鮮やかな緋毛氈の上で頂くモーニングはコーヒーとトーストで400円。ありがたい。

 

店内は4名掛けが8席ほどあり、その全てにおっさんが1席/1人ずつ配置され、スポーツ新聞に目を落としたまま矢継ぎ早の会話を大声で交わしている。おっさん達はひとつのテーブルにはまとまらず、ひとり1席確保しているようでアトラクションのロボットみたいだ。大きな独り言なのか誰のことも見ず、机の新聞や虚空を仰ぎながら、それぞれが喋りたいことを喋りたいタイミングで話すものだから現場は混線状態が続く。なぜかこの日は全員阪神球団の関係者だったようで、我先に内情を暴露し合う野生のガーシー達。運ばれてきた熱い珈琲をすすりながら小さいナニワを耳に感じる秋。線香の良いにおいがずっとしてる。誰かの家の仏間のにおいが服に染みてるんだろう。

 

変わろうとして変わった15歳の春

 

ハウスやテクノばっか4つ打ちの日常。18歳は裏だったのかもしれない。踊れることは大事なんだよと情熱的に、軽薄に、踊りながら。

 

もう1人いた酔っ払いのライマーが歌った詩は今も次元の狭間でたまに見かける。私もついキャッチして老体に潤いを与える始末

 

 

ラジオアプリGERAで「なすなかにしのおじさんではございません!」を聞き狂った1ヶ月。毎日なすなか節に笑いまくってる。おもろいことを言う人の声。声だけをずっと聞いてると、なかにしさんは上岡龍太郎さんのようなテンポとイントネーションで喋る。なすさんは昔のベテラン漫才師の声で喋ってるだけで笑ってしまう時がある。突き放す感じのツッコミが渋い声と合わさるとたまらん。

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なかにしさんは透明の眼鏡をかけてらっしゃる。上岡龍太郎さん好きは間違いなさそうだ。俺も同じ理由で透明の眼鏡買うてん。1回目からアレンジを加えなくなった。これは気づけて良かったことのひとつだ。昔からなんの根拠もなく自分はなんでもできると思い込んでる子供だった。それは素晴らしいけど、毎回上手くいくとは限らないことを知る。そんな時にマニュアルや基礎に習い、最初だけは言われた通りにやることを覚えたのは、できるようになって本当に良かったと思っている。今日も最高の1日でした。明日はもっと最高の1日になるで!